勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

B型肝炎ウイルス感染損害賠償訴訟 国側の対応に原告からは怒りの声

2010年05月16日 10時25分31秒 | 明るく生きる
B型肝炎ウイルス感染損害賠償訴訟 国側の対応に原告からは怒りの声


FNNフジニュースネットワークより

http://210.167.32.241/news/video/wmv_300.html?file=sn2010051403_hd_300

B型肝炎ウイルス感染をめぐり、患者らが国に損害賠償を求めている裁判で、14日、国側が正式に和解協議に入ることを表明した。しかし、事態はさらに複雑さを増してきている。
問題となっているのは、総額8兆円ともいわれる救済費用で、国側の対応に、原告からは怒りの声が上がっている。
全国B型肝炎訴訟原告団の谷口 三枝子代表が、「和解協議の席に着くというから、本当はうれしい日なんですよね。新たな憤りを覚える日になってしまいました」と語るなど、憤りをあらわにする原告団。
14日、札幌地裁で開かれたB型肝炎訴訟で、国側が和解協議に入ることを正式に表明したが、国から具体的な救済案の提示はなかった。
子どものころに受けた集団予防接種の注射器使い回しなどにより、全国で最大140万人が感染しているとみられるB型肝炎ウイルスは、慢性肝炎から肝硬変や肝がんへと進行し、死に至るケースもある。
これまで全国で患者ら420人が、国に損害賠償を求める訴えを起こしている。
1月に鳩山首相は、「命を守りたい。命を守りたいと願うのです」と述べ、肝炎治療に、助成対象の拡大など、救済の考えを表明していた。
しかし、救済範囲の線引きをめぐり、国側が接種の記録がある「母子手帳の提示」や「母親の血液検査」などで、感染経路の証明を求めるのに対し、より広い範囲での救済を求める原告側の主張は対立した。
国が厳格な証明を求める訳は、巨額の財源問題。
140万人もの患者がいるB型肝炎。
原告側が求める救済をした場合、国の試算では、費用は8兆円で、満額支給した場合、5兆円規模となる子ども手当をはるかに超える数字になる。
長妻厚労相は、「早くしなければならないというご要請は、よくわれわれも認識しておりますけれど、時間が一定のものは、かかるということだと思います」と述べ、和解までは時間がかかるとの認識を示した。
しかし、集団訴訟が始まった2008年3月から、すでに全国で10人の原告が死亡し、原告にとって時間との闘いでもある。
14日午後に会見を行った原告の田中義信さん(51)は、すでに肝がんが進行しているという。
田中さんは、「少し痛む脇腹を押さえながら、仕事をして、ここに駆けつけました」、「国に誠実に対応してくれと言っていたのに、この回答。わたしは、本当に怒っています」と話した。
これまで政府に具体的行動を求めてきた、民主・福田 衣里子議員は、「時間がかかってはいけない問題だと思いますので、早期解決、和解成立をしてほしいと思う」と話した。
しかし国側は、「7月上旬にならないと、具体案は示せない」と説明したという。
早期解決への道筋は、険しいものとなっている。


B型肝炎訴訟、鳩山首相が「誓いの言葉」(創作)

2010年05月16日 04時40分54秒 | 明るく生きる
水俣慰霊式、鳩山首相が「祈りの言葉」
http://www.asahi.com/special/plus/SEB201005010020.html
を見て、創作してみました。

あくまでも、創作です。



B型肝炎訴訟、鳩山首相が「誓いの言葉」

2010年5月14日

B型肝炎訴訟札幌地裁での和解勧告を受け、B型肝炎によって、かけがえのない命を失われた方々に対し、心から哀悼の意を表します。


 国とりわけ厚生労働省の無策によりB型肝炎が引き起こされたことは、誠に痛恨の極みであります。こうして各地で、長きにわたる大変な苦しみの中でお亡くなりになられた方々、ご遺族の方々、また、今なお苦しみの中にある方々に対し、誠に申し訳ないという気持ちでいっぱいでございます。

 ここに、政府を代表して、かつて肝炎対策を十分に果たすことができず、B型肝炎の被害の拡大を防止できなかった責任を認め、改めて衷心よりおわび申し上げます。国として、責任を持って被害者の方々への償いを全うしなければならないと、再度認識をいたしました。

 1989年、B型肝炎訴訟が開始され、すでに21年がたちました。

 訴訟から21年という長い年月を経た今日に至るまで、B型肝炎問題の解決に関して様々な方々が努力されてまいりましたが、なお大きな課題が残されております。

 特に、今日なお、救済を求めておられる方々が多くいらっしゃいます。ご高齢の方も大勢いらっしゃいます。

 こうした事態を放置できないことから、「B型肝炎訴訟の解決に関する特別措置法」が制定されました。

 鳩山内閣は、「いのちを守る政治」の具体化として、被害者団体や関係者と何度も話し合い、一心に解決を模索努力した結果、2009年、「肝炎対策基本法」の制定に至りました。この上は、いのちを守るとの基本的な考えのもとに、B型肝炎訴訟被害者を迅速に、かつ、あたう限りすべて救済をいたします。

 万感の思いをこめて、本日、5月14日から、和解協議を開始することを、表明させていただきます。

 しかしながら、B型肝炎問題がこれで終わるなどとは決して思ってはおりません。むしろ、今日のこの日を、新たな出発の日にしたいと思います。

 B型肝炎問題の解決のためには、すべての被害者の方々はもとより、地域の皆様が安心して暮らしていけることが何よりも大切であり、将来に向かって、地方公共団体と連携しながら、医療・福祉や健康不安者の健康モニタリング、地域のきずなの修復・もやい直しを進めるよう、全力で取り組んでまいる決意でございます。そして、B型肝炎問題の教訓を世界に発信してまいります。

 B型肝炎問題のような悲惨な経験を再び繰り返さないようにしていくことが大切でございます。

 国として、地方公共団体、事業者、国民の皆様とともに、いのちを守り、持続可能な社会の実現に向けて、また、恵み豊かな自然環境を保全し、将来に継承したいくため、全力で取り組んでいくことを、ここにお誓い申し上げます。

 最後に、改めて、B型肝炎の犠牲となりお亡くなりになられましたすべての方々のご冥福をお祈り申し上げ、私の「誓いの言葉」とさせていただきます。

5月15日(土)のつぶやき

2010年05月16日 01時14分07秒 | 癌(がん)闘病日記
10:47 from TweetMe for iPhone
母親が生きているか、母子手帳を持っているかで、苦しんでいる被害者を切り捨てる? 命を大事にするってそういうこと?? 【毎日jp】社説:B型肝炎和解協議 救済基準を早く示せ http://bit.ly/aWNqQ8
18:30 from movatwitter
「本当の闘いはこれからだ」――。B型肝炎訴訟で、札幌地裁の和解勧告を受け、国が和解協議に入る意思を表明した14日、原告たちは強い決意の言葉を口にした。
yomiDr.読売新聞
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=25019
18:39 from movatwitter
「国はわたしたちの声を聞くことなく今日を迎え、やはり中身が何もなかった。(和解勧告後の)2か月間、何をやってきたのか」と批判し、早期の救済を訴えた。
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/27618.html
20:31 from web
「議論を重ねている最中ですが、まだ対応策が固まっていない。申し訳ない状況です。」 (厚労省肝炎担当) もう3カ月も経ちますがまだ対応策が決まっていないのでしょうか?http://bit.ly/cftbcT
20:33 from web
本当に、「命が大事」と思っているのでしょうか? 2月9日23時51分からフジテレビ ニュースJAPAN にて、「どうか和解のテーブルに」 B型肝炎訴訟で解決要請 http://www.youtube.com/watch?v=rnd-rr1qtzQ&feature=channel
20:35 from web
B型肝炎訴訟とは?
B型肝炎患者・感染者が、B型肝炎ウイルスに感染した原因が、注射針・筒を連続使用した集団予防接種にあるとして、国を被告として損害賠償を求めた裁判。http://bit.ly/9OP5kB
by ytcoop on Twitter