勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

みなさまの署名、応援、ありがとうございます!

2010年05月10日 09時58分41秒 | 明るく生きる
私たちB型肝炎患者は、命を削られたからこそ、政府に謝罪と償いを求めています。

まずは、被害者である原告に謝罪をして声を聞いてから和解の協議が始まります。
まだ、和解には時間がかかることでしょう。
早く解決をしなければ、また、亡くなる方がでるかもしれません。

どうぞ、私たちに応援をよろしくお願い申し上げます。



B型肝炎訴訟、和解協議へ 閣僚合意、救済範囲など詰め

http://www.asahi.com/politics/update/0509/TKY201005090265.html

 乳幼児期の集団予防接種などでB型肝炎に感染したとして患者らが国を訴えた集団訴訟で、鳩山由紀夫首相は9日、仙谷由人国家戦略相や長妻昭厚生労働相らと会合を開き、和解協議に応じる方向で基本的に一致した。原告側も和解勧告に応じる方針を決めているが、救済範囲や賠償額については双方の主張に隔たりが大きく、交渉は難航しそうだ。

 集団訴訟は2008年3月の札幌以来、東京、新潟、大阪、広島、福岡など10地裁で計420人が損害賠償を求めて提訴。このうち札幌、福岡両地裁が今年3月に和解を勧告。札幌は5月14日、福岡は5月17日のそれぞれの次回期日までに回答するよう求めたことから、原告側は政府に早期に応じるよう求めていた。

 これを受け、担当閣僚が断続的に集まり、協議を続けていたが、9日首相公邸で開かれた会合に鳩山首相が初めて出席。長妻厚労相のほか、平野博文官房長官や菅直人副総理兼財務相、千葉景子法相らと協議し、最終的に和解協議に入る方向でまとまった。

 鳩山政権が協議に応じる方向にかじを切ったのは、政権が「いのちを守る政治」をスローガンにする以上、まず和解のテーブルに着くことは避けられないとの判断がある。

 救済のための財政支出が巨額になることも予想され、閣内には慎重論もあった。

 だが、薬害C型肝炎の被害者の救済法が2008年1月に成立しており、感染原因などが違うものの、対応に差をつけることは国民の理解が得られにくい。また、夏の参院選を前に、野党から「いのちを守る政治」との整合性を突かれる可能性もあり、政権は協議入りに傾いた。

 最後は、鳩山首相が入った場で協議入りに向けて踏み出したことで、首相のリーダーシップを演出した面もある。

 ただ、救済の範囲と補償の水準をめぐっては、原告と国との間の溝は深い。調整役の仙谷氏は会合後、記者団に対して「もう少し詰めないといけない問題が多々ある」と述べ、札幌地裁の次回期日の14日まで関係閣僚による話し合いを続ける方針を明らかにした。和解協議の中で大きな論点になるとみられるこれらの点について、協議に入るに当たってどのような姿勢で臨むか最終的な詰めを急ぐ。

 厚労省によると、B型肝炎による肝がんや肝硬変、慢性肝炎の患者は9万人。症状が出ていない感染者は100万~130万人と推定される。