勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

B型肝炎訴訟へのご支援、ご協力ありがとうございました!

2011年06月25日 11時58分03秒 | 明るく生きる

 

 今朝の新聞で、次の記事の裁判長の言葉が、印象に残りました。 これから、どう生きるか? そして、まだ被害にあっているのに気づいていない方が、少しでも早く検査を受けて治療にあたられるように、祈っております。 今まで支援していただいたみなさま、本当にありがとうございました!

「生きているうちに和解を」裁判長が所感 B型肝炎訴訟

 B型肝炎訴訟の和解協議が24日に札幌地裁であり、裁判長が国に注文をつける異例の所感を述べた。原告側と国側は28日、基本合意書に調印するが、合意内容の実現には課題もある。

 和解協議の中で、石橋俊一裁判長が「これまで申し上げられなかったことを、今日申し上げたい」と語り始めた。「被害者が生きているうちに和解を成立させて欲しい」と手続きの迅速化を国に求めた。

 発症から20年以上たった原告にも「改めて国会などでよりよい解決をして欲しい」と立法措置での解決を求めた。損害が生じてから20年で賠償を求める権利がなくなる除斥(じょせき)期間という民法の解釈があり、和解金は格段に低い。同席していた全国原告団の谷口三枝子代表は「心より感謝いたします」と涙声で応えた。

 谷口代表は協議後、報道陣に対し、「早期解決を心から願う裁判長の気持ちが伝わってきた。温かい言葉に胸が熱くなるのを感じた」と振り返った。

 

 (朝日新聞 2011年6月25日 より)