勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

B型肝炎訴訟、鳩山首相が「誓いの言葉」(創作)

2010年05月16日 04時40分54秒 | 明るく生きる
水俣慰霊式、鳩山首相が「祈りの言葉」
http://www.asahi.com/special/plus/SEB201005010020.html
を見て、創作してみました。

あくまでも、創作です。



B型肝炎訴訟、鳩山首相が「誓いの言葉」

2010年5月14日

B型肝炎訴訟札幌地裁での和解勧告を受け、B型肝炎によって、かけがえのない命を失われた方々に対し、心から哀悼の意を表します。


 国とりわけ厚生労働省の無策によりB型肝炎が引き起こされたことは、誠に痛恨の極みであります。こうして各地で、長きにわたる大変な苦しみの中でお亡くなりになられた方々、ご遺族の方々、また、今なお苦しみの中にある方々に対し、誠に申し訳ないという気持ちでいっぱいでございます。

 ここに、政府を代表して、かつて肝炎対策を十分に果たすことができず、B型肝炎の被害の拡大を防止できなかった責任を認め、改めて衷心よりおわび申し上げます。国として、責任を持って被害者の方々への償いを全うしなければならないと、再度認識をいたしました。

 1989年、B型肝炎訴訟が開始され、すでに21年がたちました。

 訴訟から21年という長い年月を経た今日に至るまで、B型肝炎問題の解決に関して様々な方々が努力されてまいりましたが、なお大きな課題が残されております。

 特に、今日なお、救済を求めておられる方々が多くいらっしゃいます。ご高齢の方も大勢いらっしゃいます。

 こうした事態を放置できないことから、「B型肝炎訴訟の解決に関する特別措置法」が制定されました。

 鳩山内閣は、「いのちを守る政治」の具体化として、被害者団体や関係者と何度も話し合い、一心に解決を模索努力した結果、2009年、「肝炎対策基本法」の制定に至りました。この上は、いのちを守るとの基本的な考えのもとに、B型肝炎訴訟被害者を迅速に、かつ、あたう限りすべて救済をいたします。

 万感の思いをこめて、本日、5月14日から、和解協議を開始することを、表明させていただきます。

 しかしながら、B型肝炎問題がこれで終わるなどとは決して思ってはおりません。むしろ、今日のこの日を、新たな出発の日にしたいと思います。

 B型肝炎問題の解決のためには、すべての被害者の方々はもとより、地域の皆様が安心して暮らしていけることが何よりも大切であり、将来に向かって、地方公共団体と連携しながら、医療・福祉や健康不安者の健康モニタリング、地域のきずなの修復・もやい直しを進めるよう、全力で取り組んでまいる決意でございます。そして、B型肝炎問題の教訓を世界に発信してまいります。

 B型肝炎問題のような悲惨な経験を再び繰り返さないようにしていくことが大切でございます。

 国として、地方公共団体、事業者、国民の皆様とともに、いのちを守り、持続可能な社会の実現に向けて、また、恵み豊かな自然環境を保全し、将来に継承したいくため、全力で取り組んでいくことを、ここにお誓い申し上げます。

 最後に、改めて、B型肝炎の犠牲となりお亡くなりになられましたすべての方々のご冥福をお祈り申し上げ、私の「誓いの言葉」とさせていただきます。

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