勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

明るく「生きる!」 B型肝炎治療

2013年10月26日 11時40分03秒 | 闘病の経過

 2012年5月から2013年6月まで「集団予防接種等によるB型肝炎感染拡大の検証及び再発防止に関する検討会」のB型肝炎訴訟原告の構成員の一人として参加しました。

 

 厚労省のWebにその結果をアップされています。

 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000034y5f.html

 

 それに対しての全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団の見解を以下にまとめています。

-「集団予防接種等によるB型肝炎感染拡大の検証及び再発防止に関する検
討会」の終了にあたっての声明-

http://bkan.jp/pdf/statement_130618.pdf

 

【まとめの抜粋】

 私たちは、国(厚生労働省)、自治体、医療従事者においては、検証会議の提
言を真摯に受け止め、再発防止策の実現に尽力されることを求めるとともに、厚
生労働省に対して、再発防止策を全うするための組織のあり方の議論を続ける場
を速やかに設置するよう求める。
 私たちは、未曾有の被害を受けた原告団及びその弁護団として、同様の被害が
生じないように適正な厚生行政が行われるべく引き続き発言し、監視する等の活
動を行っていくことを誓う。

 

 まだまだ、運動は続きますが、一区切りがつきましたので8月から約1年間かけてシーケンシャル治療を始めました。

 少し副作用があることと、毎週病院通いは辛いですが、頑張ってみます。

 

 


闘いの第二幕

2009年12月19日 08時19分54秒 | 闘病の経過
◆12月4日(金)
 横浜市立大学附属病院へ外来。11月24日CT検査の結果で、がんの疑いがある白いものが二つあるとのこと。

 さすがに、ショック!

 自分が完治しただろうと思っていたが、先生からは「根はたくさん散らばって残っている」、「出てきたがんは叩いていく」という言葉を聞き、長い戦いになることを実感した。

 年末は忙しいので、年明け1月8日からの入院を予約する。
 気を取り直して、頑張ろう!


 がんの再発、転移の言葉を聞き、さすがにショックを感じた。
 最近は身体も気力も充実してきたが、がんも一緒に復活するとは…

 悩まないこと、あと5年でやるべきことを考え、実行すること。
 一日一日を大事にすること。


 350万人と言われる肝炎キャリアのうち、351人(現在383人)が提訴しそのうちの一人が私。
 毎日120人もの肝炎患者が亡くなっているが、そのうちの一人に私はなりたくない。誰でもそう思うだろし、誰でも「まさか自分ががんになるとは」と思うだろう。

 宝くじを買う人は、誰でも「自分が当たったら嬉しいだろうな」と思うだろうが、誰でも「自分ががんになる」とは思わないだろう。

 タバコの吸いすぎでがんになるなら分かるが、自分の責任ではなく集団予防接種という国の責任でB型肝炎になりがんになるとは…



 

 

インターフェロンの副作用

2009年07月20日 14時29分45秒 | 闘病の経過
◆2009年4月20日(月)   再入院12日目(抗がん剤治療1クール目)
 再入院(抗がん剤治療)12日目。肝動注が始まってちょうど1週間。
 最初のインターフェロン注射で発熱があったものの、吐き気などの副作用は今のところは大丈夫。少し口内炎が出てきた。


◆2009年4月21日(火)    再入院13日目(抗がん剤治療1クール目)
 昨日、インターフェロン注射を行い、夜にロキソプロフェンを飲まなかったところ、熱が上がったため19時ごろには寝た。

6:40  35.8
9:45  36.0
14:17  35.8
18:05  36.8
19:00  37.2 就寝
20:00  38.6
21:01  38.6
0:00  38.6
4:50  38.1
6:19  38.2 ロキソプロフェンを飲む
7:07  37.1
8:00  35.6
8:55  35.6

インターフェロン注射の30分前と18時頃にロキソプロフェンを飲むのが良さそう。

口内炎が痛くなり、昨日と今晩の夕食は完食できず。
口腔用軟膏を出してもらって塗る。



◆2009年4月23日(木)    再入院15日目(抗がん剤治療1クール目)
 再入院15日目。今日も良い天気で、富士山の6合目あたりから頂上までが見えた。
 昨日はインターフェロン注射だったが、11時に注射をして11:56で37.9℃で熱は落ち着いてきた。

10:10  37.0
11:07  36.4 インターフェロン注射、ロキソプロフェン
11:56  37.9
14:12  36.4
16:02  37.1
17:47  36.0
19:19  37.3 ロキソプロフェン
20:37  37.0


富士山も応援してくれているかな?

2009年06月24日 00時19分57秒 | 闘病の経過
◆2009年4月14日(火) 6:08  再入院6日目
 目覚めすっきり!熱も35.5度と下がり、元気いっぱい。
 昨日は11時30分から治療が始まり、18時ごろからインターフェロンの副作用で発熱があり、21時ごろから下がり始め24時ごろにはほとんど下がるという状況だった。



◆2009年4月15日(水) 9:39  再入院7日目
 今朝は5,6時ごろは富士山はふもとの稜線は見えたものの山頂までは見えなかった。
 ところが、7時ごろには雲ひとつ無く、くっきりと見えた!
 今日はインターフェロンの注射の日だが、ロキソプロフェンのおかげで、発熱という副作用も大丈夫だろう。

再入院の経過

2009年05月27日 12時54分18秒 | 闘病の経過
◆2009年4月11日(土) 8:55  再入院3日目
 今日も富士山が霞んではいるものの七合目から頂上まで見ることができた。
 病院から見える丘は桜がちらほらと見える。白や淡いピンクが緑の木々の間に咲いている。空は青いが、地平線は薄い灰色で霞んでいる。


今回の入院に至る経過
◆2月23日(月)
 肝細胞癌により肝外側区域切除(肝臓左側、約2割を切除)。手術時間は3時間37分。
 手術後、妻と娘にM医師、T医師から残った肝臓にがんの芽が残っている可能性があることを告げられる。
◆3月16日(月)
 外来(通院)で、T医師より残った肝臓に病理結果は未だだが、がんがある疑いがあり、3月6日(金)のCTでも不均一なイメージがあるとのこと。追加治療として、肝動注による抗がん剤(5FU)とインターフェロン注射を行うとのこと。
◆3月30日(月)
 2月23日に切除したがんの写真を見せてもらう。グロテスクな塊でこれが自分の体の中にあったと思うとおぞましい。腹に黒い一物を持っていたということか!?
 手術後は良好だが、痛みはまだ数か月は続くかもしれないとのこと。抗がん剤とインターフェロンを2週間、インターフェロンだけを2週間の計4週間を1クール(セット)とすると、2クールを実施するとのこと。やはり、2月に切除したがんと関係ないがんがある可能性は高いとこと。
◆4月10日(金)
 肝動注(リザーバー留置術)療法を行うため、カテーテルとリザーバポートを埋め込む手術を行う。
 血管が細く、思ったより時間(約3時間半)がかかった。