このブログでは言ったことがないかもしれませんが、私実はものすごくホラー映画が大好きです。久しぶりに「かなり怖かった!」と思った映画を見たので、ご紹介♪
今日紹介するのは、『Quarantine』。スペイン映画の『Rec』のハリウッドリメイクです(なので、日本では『レック/ザ・クアランティン』という妙なタイトルになっているようですね)。
ホラー映画サイトを見ると(私、日参してます。笑)、どうやらこの映画はスペイン版のまるっきりコピペ映画のようなので、本当に怖いのが見たい方はむしろスペインのオリジナルを見た方がいいかもしれません。私はなにも知らずにこのハリウッド版を見てしまい、しかもこの映画の性質上、二回目は見ても怖くないのでもうスペイン版は見れないです。ものすごく残念
さて、この映画、ジャンルとしてはゾンビものです。
私は実はゾンビものはそんなに大好きではないんですが、この映画、他のゾンビものとは一線を画していましたね~。
消防局の取材に来ていたテレビ局のレポーターとカメラマン、彼らは消防隊員とともに事故現場を取材しに。通報のあったアパートについてみると、住人も「上の階に住んでいるおばあさんの悲鳴が聞こえた」というばかりで、いったいどういう状況なのか誰もわからない。警官、消防隊員とともにレポーターがおばあさんの部屋に行ってみると、なんだか血まみれでおかしい感じのおばあさんが急に警官に噛み付き始める!ここで大騒ぎになるわけですが、外に出ようとすると、なぜか外から入り口が封鎖されてしまい、「アパートの住人は外へ出ないように!」と言われる。
こうしてアパートの中に、住人と警官、消防隊員、レポーターが閉じ込められてしまう・・・というものです。
映像は最初から最後までテレビ局のカメラマンが持っている手持ちカメラ一台。その狭いアングルであらぬ方向からゾンビが襲いかかり、みんながパニックになっていく様子が映し出されるのでものすごく臨場感があります。
このハンディカメラ一台、というのは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』でも使われていましたが、あれよりもはるかに出来のいい画面になってます
それに、いったいどうしてゾンビになっちゃったのか、そしてどうしてアパートに閉じ込められちゃったのか、がなかなかわからない。この「わからない」というのが、ホラー映画ではすごく大事なんですよねぇ。なんだかアメリカのホラーって合理的と言うか、ちゃんとした「理由」があって、それを解決すればOKという感じ?例えば、誰かの霊が悪さをしていても、その霊の言いたいことをちゃんと聞いてあげれば解決、みたいな(『○○・センス』とか)。ホラーでは、やっぱ「どうしてこうなっちゃってるのかわからない」かつ「解決方法も見つからない」のが怖いところなんじゃないかなーと私は思います。
そういう意味で、この『クアランティン』は私のストライクゾーンばっちり!しかし、後味もかなり悪い映画なので、見たい人はお気をつけて(笑)
オリジナルのスペイン版の予告です↓
今日紹介するのは、『Quarantine』。スペイン映画の『Rec』のハリウッドリメイクです(なので、日本では『レック/ザ・クアランティン』という妙なタイトルになっているようですね)。
ホラー映画サイトを見ると(私、日参してます。笑)、どうやらこの映画はスペイン版のまるっきりコピペ映画のようなので、本当に怖いのが見たい方はむしろスペインのオリジナルを見た方がいいかもしれません。私はなにも知らずにこのハリウッド版を見てしまい、しかもこの映画の性質上、二回目は見ても怖くないのでもうスペイン版は見れないです。ものすごく残念
さて、この映画、ジャンルとしてはゾンビものです。
私は実はゾンビものはそんなに大好きではないんですが、この映画、他のゾンビものとは一線を画していましたね~。
消防局の取材に来ていたテレビ局のレポーターとカメラマン、彼らは消防隊員とともに事故現場を取材しに。通報のあったアパートについてみると、住人も「上の階に住んでいるおばあさんの悲鳴が聞こえた」というばかりで、いったいどういう状況なのか誰もわからない。警官、消防隊員とともにレポーターがおばあさんの部屋に行ってみると、なんだか血まみれでおかしい感じのおばあさんが急に警官に噛み付き始める!ここで大騒ぎになるわけですが、外に出ようとすると、なぜか外から入り口が封鎖されてしまい、「アパートの住人は外へ出ないように!」と言われる。
こうしてアパートの中に、住人と警官、消防隊員、レポーターが閉じ込められてしまう・・・というものです。
映像は最初から最後までテレビ局のカメラマンが持っている手持ちカメラ一台。その狭いアングルであらぬ方向からゾンビが襲いかかり、みんながパニックになっていく様子が映し出されるのでものすごく臨場感があります。
このハンディカメラ一台、というのは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』でも使われていましたが、あれよりもはるかに出来のいい画面になってます
それに、いったいどうしてゾンビになっちゃったのか、そしてどうしてアパートに閉じ込められちゃったのか、がなかなかわからない。この「わからない」というのが、ホラー映画ではすごく大事なんですよねぇ。なんだかアメリカのホラーって合理的と言うか、ちゃんとした「理由」があって、それを解決すればOKという感じ?例えば、誰かの霊が悪さをしていても、その霊の言いたいことをちゃんと聞いてあげれば解決、みたいな(『○○・センス』とか)。ホラーでは、やっぱ「どうしてこうなっちゃってるのかわからない」かつ「解決方法も見つからない」のが怖いところなんじゃないかなーと私は思います。
そういう意味で、この『クアランティン』は私のストライクゾーンばっちり!しかし、後味もかなり悪い映画なので、見たい人はお気をつけて(笑)
オリジナルのスペイン版の予告です↓