突然ですが、クラシックのコンサートに行ってきました
ときどきtwitterでお話しする、台北在住の日本人の方がこちらのNSO(National Symphony Orchestra)(website)におつとめで、その方から今回のコンサートの情報を頂きました。
場所は台北でも観光スポットで有名な中正記念堂。中正記念堂はもちろん蒋介石を記念して建てられたものですが、その広い敷地内には左右対称になるように「国家戯劇庁」と「国家音楽庁」が建てられています。

台湾では何度か中正記念堂のイベントに行きましたが、どれも歌劇庁のほうだったような。音楽庁のほうは初めてかもしれません。
前述の方にご紹介いただき、すぐにネットで予約→セブンイレブンで支払い&チケット受け取りという流れだったのですが、私は「中の上」くらいのお席を取りました。お値段720元です(元は800元で割引がありました)。
が、会場についてみてびっくり
なんと舞台の前、六列目でした

もちろん席の予約の段階で見取り図を見て選んだのですが、なにしろ720元ですから、「けっこう前のほうに見えるけど実際行ってみたら遠いのかしらー」と思っていたのです(笑)
だって720元といえば日本円で2,000円弱ですよ?例えば東京のオペラシティとかで東京交響楽団のコンサートに行ったりすれば、たぶん5,000円以上するのではないでしょうか。こちらでは半額以下のお金でかなり良いお席が手に入るのです。台湾の人って幸せだなぁと思いました。
台湾の国立歌劇庁はけっこうこじんまりした感じに思えましたが、でもとても落ち着くいい雰囲気の会場でした。(写真)
さて、肝心のコンサートの内容ですが、曲目は三曲で、一曲目はシェーンベルクの「五つの管弦楽曲 作品16」、二曲目はコルンゴルトの「バイオリン協奏曲ニ長調作品35」、最後はベートーベンの「交響曲第五番ハ短調作品67」。ベートーベンの曲はあまりにも有名な「運命」ですが、実は私クラシックの中でベートーベンが一番好きなので、この最後の曲が聞きたくて今回のコンサートに行ったのです。
でもふたを開けてみれば、実は一番感銘したのは二曲目でした。恥ずかしながら、今回聞くまでコルンゴルトという人を知らなかったのですが、調べてみると実はモーツアルトにも並ぶような大天才なんですね~。そして、今回たぶんゲストとして招かれた「呂思清」(Lu Siqing)のバイオリンがものすごかったのですよ
いやー、超絶テクニックってこういうことか、と思いました。
この呂という人は、中国の青島出身なのですが、1987年有名なパガニーニ国際コンクールでアジア人としては初めて一位を取った人です(ちなみに翌年同コンクールで二位になったのが、諏訪内晶子さん)。
ものすごいテクニックなのですが、同時にとても楽しんで弾いているのがわかりました(なにしろ席が近いので顔もよく見えた)。1969年生まれだから、今41歳?まだまだ演奏家として円熟してのっている時期でしょう。自信たっぷりなんですけど、笑顔もチャーミングなんですよ~
そして彼の出番は二曲目だけだったのですが、鳴り止まない拍手に応えて何度も何度も出て来てくれて、しかも二曲もアンコールの曲を弾いてくれました。これもすごくよかった~~。
さっそく彼のCDも購入しましたよ

今回すごく感激したので、さっそく「NSO之友」にも加入しました。これから二ヶ月に一回くらいは中正記念堂に足を運びたいものです♪
蛇足ですが、実はこの中正記念堂、うちから車で10分かからないくらいの距離にあるんですよ。それに地下の駐車場もなかなか使い勝手がよかったのでアクセス的にも好印象でした

ときどきtwitterでお話しする、台北在住の日本人の方がこちらのNSO(National Symphony Orchestra)(website)におつとめで、その方から今回のコンサートの情報を頂きました。
場所は台北でも観光スポットで有名な中正記念堂。中正記念堂はもちろん蒋介石を記念して建てられたものですが、その広い敷地内には左右対称になるように「国家戯劇庁」と「国家音楽庁」が建てられています。

台湾では何度か中正記念堂のイベントに行きましたが、どれも歌劇庁のほうだったような。音楽庁のほうは初めてかもしれません。
前述の方にご紹介いただき、すぐにネットで予約→セブンイレブンで支払い&チケット受け取りという流れだったのですが、私は「中の上」くらいのお席を取りました。お値段720元です(元は800元で割引がありました)。
が、会場についてみてびっくり



もちろん席の予約の段階で見取り図を見て選んだのですが、なにしろ720元ですから、「けっこう前のほうに見えるけど実際行ってみたら遠いのかしらー」と思っていたのです(笑)
だって720元といえば日本円で2,000円弱ですよ?例えば東京のオペラシティとかで東京交響楽団のコンサートに行ったりすれば、たぶん5,000円以上するのではないでしょうか。こちらでは半額以下のお金でかなり良いお席が手に入るのです。台湾の人って幸せだなぁと思いました。
台湾の国立歌劇庁はけっこうこじんまりした感じに思えましたが、でもとても落ち着くいい雰囲気の会場でした。(写真)
さて、肝心のコンサートの内容ですが、曲目は三曲で、一曲目はシェーンベルクの「五つの管弦楽曲 作品16」、二曲目はコルンゴルトの「バイオリン協奏曲ニ長調作品35」、最後はベートーベンの「交響曲第五番ハ短調作品67」。ベートーベンの曲はあまりにも有名な「運命」ですが、実は私クラシックの中でベートーベンが一番好きなので、この最後の曲が聞きたくて今回のコンサートに行ったのです。
でもふたを開けてみれば、実は一番感銘したのは二曲目でした。恥ずかしながら、今回聞くまでコルンゴルトという人を知らなかったのですが、調べてみると実はモーツアルトにも並ぶような大天才なんですね~。そして、今回たぶんゲストとして招かれた「呂思清」(Lu Siqing)のバイオリンがものすごかったのですよ

この呂という人は、中国の青島出身なのですが、1987年有名なパガニーニ国際コンクールでアジア人としては初めて一位を取った人です(ちなみに翌年同コンクールで二位になったのが、諏訪内晶子さん)。
ものすごいテクニックなのですが、同時にとても楽しんで弾いているのがわかりました(なにしろ席が近いので顔もよく見えた)。1969年生まれだから、今41歳?まだまだ演奏家として円熟してのっている時期でしょう。自信たっぷりなんですけど、笑顔もチャーミングなんですよ~

さっそく彼のCDも購入しましたよ


今回すごく感激したので、さっそく「NSO之友」にも加入しました。これから二ヶ月に一回くらいは中正記念堂に足を運びたいものです♪
蛇足ですが、実はこの中正記念堂、うちから車で10分かからないくらいの距離にあるんですよ。それに地下の駐車場もなかなか使い勝手がよかったのでアクセス的にも好印象でした
