サッカー

FIFAワールドカップドイツ大会が、いよいよ開幕する。日韓共同開催で盛り上がった2002年大会から、あっという間の4年だったなー。私自身、サッカーそのものに特別な関心や思い入れはないのだが、ビッグイベントとなるとそれなりに興味もわく。
やはり自国日本の動向は気になるね。今回で3大会連続出場となるが、初出場のフランス大会は言わばご挨拶。ホスト国だった前回は予選免除での出場だったことと、国を上げての応援に支えられた。今回が本当の意味での勝負、真の実力が試される大会になるのではないかと見る。
生意気なことを言ってるけど、要するに過去2大会より強くなった日本の活躍が楽しみなのだ。

さて、サッカーと言えば、ゴールを決めたときのあの異常なほどの感情表現、他のスポーツには見られない独特のパフォーマンスが特徴だ。正直、そんなに目立ちたいのか？あれほどまでにやる意味は何なのか？？と、数年前までは不思議に思っていた。と言うより、むしろ眉をしかめて見ていた時期があった。
そんなある日、ヨーロッパのある有名サッカー選手がそのパフォーマンスについて語っているのを聞いたことがある。その選手が言っていたのは、、、、
私たちは、小さい頃からずっと今まで大好きなサッカーをやって来た。
私たち以外にも、何年も何年もサッカーをやっている選手が大勢いる。
その大勢の選手の中には、試合でシュートをするチャンスすらない人がいる。
私たちはそういう選手の思いを背負ってゴールめがけてボールを蹴っている。
シュートチャンスは、全ての人たちの気持ちと気持ちがつながって私に受け継がれたものだ。
ゴールが決まったら全てに感謝しなければいけない。...
おおよそこのような意味だった。
相手ゴールを揺らすボールは、これまで一緒に戦ってきた仲間たちの気持ちがぎっしり詰まっているということなのだろう。私はその頃から、サッカー特有のパフォーマンスを見る目が少し変化したように記憶している。
ドイツ大会では、日本の活躍はもちろん、魂のこもった熱いシュートをたくさん見られるといい。