武田鉄矢が知らないここ40年間に生まれた博多弁『ばり』
筆者は武田鉄矢のラジオ番組『今朝の三枚下ろし』の熱心なファンである。この番組で武田鉄矢が興味深い話をしていた。
上京して40年、最近生まれた『ばり』という博多弁にどうしても馴染めないという。
武田鉄矢が福岡にいるときは耳にしなかった博多弁だという。つまり、ここ40年で博多弁に定着した言葉のようだ。
武田鉄矢が鹿児島県のホステスから聞いた話によると、鹿児島県宮ノ口の方言であり、福岡に出ていた宮ノ口の人が使い始め定着したようだ。
因みに、宮ノ口の方言では、
凄いがバリ
もっと凄いがボリ
かなり凄いがジョン
最高レベルに凄いがジョジョン
であるという。
博多生まれ、宗像育ちという生粋の福岡県民であるうちのかみさんに確認すると『バリうま』などは普通に学生時代から使っていたらしい。 どうも40代以下には定着している博多弁と思える。
他にも昭和の人気漫画の『バリバリ伝説』がルーツだいう説、広島の方言だという説、英語のveryがルーツだという説もある。
山口