軍事放送?観測用の信号?…何十年も鳴り続けるロシアのブザー「UVB-76」


ロシアの首都モスクワの郊外に、引き上げられ荒れ果ててしまったとある廃墟が存在する。この建物からは、かつて謎めいたある電波放送が発信されていた。1970年代から現在に至るまでほぼ毎日、24時間365日延々と流れ続けている謎のブザー「UVBー76」だ。
通称「ブザー」とも呼ばれているこの放送は短波4625kHzで流れているのだが、その内容は単調なビープ音やシグナルが響くのみ。時報のような一定のリズムがあるわけでなく、ただ音が途切れることなく続いているだけなのだ。この放送は1970年代のいつ頃からか発信され、1982年に現代まで続く2秒感覚のブザーになった・・・(この続きはこちらから)

