はざまさん、財布落としませんでしたか?
今日、下総中山の管理部を出た途端、奇妙な電話がかかってきた。『はざまさん、あなた鍵を落としませんでしたか?』携帯電話の向こうで相手はそう言った。どうやら相手は、私の鍵を拾った善意の方のようだった。厳密に言うと鍵ホルダーと一体化した財布であり、中に入っていた紙きれに『はざま』とかかれた私の携帯電話の番号が書かれていた。東船橋駅の近くの方だったので、手の空いている社員に御礼のお菓子を持って挨拶に行かせたが、どうも変だ! 船橋駅と東船橋駅の間に落ちていたそうだが、私もかみさんも鍵を落としていない。弟も社員も寮生にも聞いたが誰も落としていないのだ!いやそもそもかみさんや弟ならば私の番号に『はざま』とは銘打たない。社員や寮生は山口とよぶはずで、本名では呼ばない。ではこの鍵ホルダーつき財布は誰のものなのか?社員が預かってきた財布を確認したが、ますます誰のものかわからない。写真を見ればわかるように青い財布であり、男ものだとわかる。中には、小銭が千数百円、日本橋のコンビニのレシート、都内のスタンドのスタンプカードなどがあった!手がかりは、私を本名で呼ぶ男性という事だが、四国の同
級生が船橋で財布を落とすとは考えられない。あとはサラリーマン時代の同僚かもしれないが、彼らは新しい携帯電話の番号は知らないはずである!この鍵と財布はいったい誰なのか?謎は深まるばかり!誰か持ち主は名乗り出て下さい。また、皆さんの推理を聞かせてくださいね。
級生が船橋で財布を落とすとは考えられない。あとはサラリーマン時代の同僚かもしれないが、彼らは新しい携帯電話の番号は知らないはずである!この鍵と財布はいったい誰なのか?謎は深まるばかり!誰か持ち主は名乗り出て下さい。また、皆さんの推理を聞かせてくださいね。