かつてオーストラリアの一部だった…失われた大陸の残骸を発見!!

地球は様々な意味で変化し続けるジグソーパズルであり、専門家はそのピースを探すことに全キャリアを捧げている。
オランダのユトレヒト大学のチームが、長い間科学界を悩ませてきた大陸の破片の位置を特定した。地質学者たちは、長さ5000kmの陸塊であるアルゴランドが、約1億5500万年前にオーストラリア西部から分離したことを知っていたが、問題はそれがどこに行ったのか、誰にも判らなかった。
この謎を解くカギは、大陸が残した巨大な「空白」、すなわちアルゴ深海平原として知られる海の奥深くに隠れた盆地にあった。海底の構造はアルゴランドが北西に流れていき、現在の東南アジアの島々がある場所に行き着いたに違いないことを示している。
しかし驚くべきことに、これらの島々の下には大きな大陸は見つからず、はるかに古い海洋盆地に囲まれた小さな大陸の断片が残っているだけだった。そこでユトレヒト大学の研究者たちは、この失われた土地がどうなったのかをつなぎ合わせた…(続く)

