日本の海でウミユリとサンゴの共生を確認した!

恐竜さえもまだ産まれていない遥か古代の地球の海には、様々な生物が生息していた。ヒトデやウニの仲間であるウミユリ、そして現代でも珊瑚礁を作るサンゴたちは相互に有益な共生関係を築いていたと考えられている。
サンゴはウミユリの茎を乗り越えて海底の高い位置に登ることで、濾過摂食を可能にしていたといわれている。
太古の時代に営まれていたこの二種の共生関係は、二畳紀・三畳紀の絶滅とともに消滅したと思われていた。しかし今回、日本沿岸の海底で、ウミユリの茎からサンゴが成長している生きた例が発見された・・・・・(続く)

