龍馬の妻「おりょう」偽写真騒動、若い頃のおりょうの写真は全て別人だった?!

幕末の志士坂本龍馬の妻と言えば、楢崎龍(通称おりょう)である。龍馬からは「まことにおもしろき女」とべた褒めされ、龍馬と敵対していた新選組の近藤勇も、好意からたびたび贈り物をしていたと言われ、非常に美しい女性であったと言われている。
明治37年(1904年)12月15日、東京二六新聞に「坂本龍馬未亡龍子」と題する記事が掲載された。明治天皇の皇后の夢枕に坂本龍馬が立ったということで龍馬が有名となり、おりょう自身も取り上げられることとなったのだ。この記事には、「本年六十四歳」と記されたおりょうの写真が掲載されており、当時おりょうがおさめられた唯一の写真とされていた…(続く)

