長い頭はエイリアンのしるし?遺伝子が違う変形頭蓋骨の人物の正体とは…

古代人の頭骨には、謎めいた傷があったり変形していたりするものが度々みられるため、しばしば議論の的となる。今回ドイツの研究者らの間で注目を集めているのが、南ドイツで発見された細長い頭蓋骨だ。
この頭蓋骨はドイツはバイエルン州の5世紀後半から6世紀初頭の遺跡で発見されたもので、40人分遺体の中に含まれていた。明らかに長く変形した頭蓋骨は合計で9人分、伸びる過程にあるのか中間の徴候を示す頭蓋骨も5人分発見された。そして変形していた頭蓋骨はすべて女性のものだった。
ドイツのマインツ大学遺伝学者ヨアヒム・バーガー(Josephim Burger)氏によれば、他の普通の頭蓋骨と比較したところ、変形頭蓋骨の人物は遺伝的にまったく異なっていた事が判明したと述べている。つまり長頭の女性たちは、古代のバイエルン人と一緒に生きていたにもかかわらず、バイエルン人ではなく全く違う人々であったと言えるのだそうだ・・・(この続きはこちらから)

