【映画都市伝説】大仏が大暴れする日本映画が存在した!

『ゴジラ』、『ウルトラマン』をはじめとする世界に誇る日本の特撮技術。その技術の新芽は戦前から映画界に存在したといわれていて、1954年の『ゴジラ』公開以前にも数々の個性豊かな特撮映画が作られていた。
特に「伝説の一本」とされているのが、1934年(昭和9年)に公開された特撮映画『大仏廻国・中京編』(だいぶつかいこく・ちゅうきょうへん)である。
この作品のストーリーはまさに奇想天外。なんと実在する日本の大仏(愛知県の聚楽園大仏)が突如自我に目覚め開眼。諸国漫遊のため名古屋市内を自由自在に歩き周ったあとに東京を目指す……というかなり荒唐無稽なストーリーだったという。
しかし、特撮技術は当時の最高水準のものが集められたらしく、大仏はゴジラのように中に人が入り、建物などはミニチュアセットが組まれていたという。また、とある資料によると、この『大仏廻国』こそが「日本特撮映画の原点」と記されることもある・・・(この続きはこちらから)

