【とんでも日本史】 俳諧師・松尾芭蕉、実は忍者だった!?


松尾芭蕉と言えば江戸時代の俳諧師で、誰しも知っている俳聖である。
一方で謎の多い人物でもあり、松尾芭蕉の正体は忍者だったという説がある。この仮説は昭和の頃からテレビ番組や書籍で取り上げられており、近年は都市伝説として流布されている。
アトラスでは過去に忍者に関する記事を上げている。「ペリー艦隊に忍び込んだ忍者」「忍者のルーツは聖徳太子」「トラウマ作品・実写版ハットリくんに杉良太郎が出ていた」「猿飛佐助、服部半蔵名のある忍者の歴史」などが人気の記事だ。
芭蕉忍者説の根拠だが、出身地が忍者の国・伊賀であったことがあげられている。忍者業務に従事してなかったとしても、忍びが周辺にいたことは間違いない。唯一気になるのは芭蕉の健脚ぶりだ。奥の細道において芭蕉は2500キロ(五百里)を五か月で歩いており、一日平均15,16kmを歩き、多い時には数十kmを歩いている。
具体的な例を挙げると江戸深川を出発し三日後には日光東照宮に到達している。当時芭蕉は46歳であり、平均寿命が50代だった江戸期において初老とも言える芭蕉が、160kmをたったの三日で歩けるものであろうか・・・(この続きはこちらから)

