神さまの使者・奈良の鹿にゴミを食べさせるモラルの無い人々
奈良公園のシカは古代から生息し、貴重な存在で奈良県でも保護の対象になっているが、過去に二度生息数が減ったことがある。明治時代の廃仏毀釈(きしゃく)による虐待、太平洋戦争時において食糧にされてしまった事などで頭数が激減した。
その後、県や市の保護で増加に転じ、平成元年に1100頭を超えて以降、順調に頭数は増えてきた。だが、平成18年の1248頭から4年連続で頭数が減少し、2009年は1052頭と激変している。減少の主な理由は、神さまの使者・奈良の鹿にゴミを食べさせるモラルの無い人々の存在であり、プラスチックやビニールなどを食べたことによる中毒死が増えているのだ。これは残念な結果である。
(文・山口)
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