未解決殺人事件「ゾディアック」犯人が残した暗号、50年ぶりに解読

アメリカで有名な未解決殺人事件の一つが「ゾディアック」事件である。
1960~1970年代にかけてカリフォルニア州北部で発生、住民を恐怖に陥れた連続殺人事件で、サンフランシスコのベイエリアでは少なくとも5件の殺人と数件の殺人未遂が行われたとみられている。
通称「ゾディアック(日本語訳:黄道帯)」と呼ばれた犯人は、奇妙な暗号や犯行声明を残したことでも知られている。有名なものが米紙サンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)に1969年11月に届いた「340暗号文」で、340の暗号や記号が17行にわたって並べられているというものだ・・・(続く)

