人間と恋に落ちて世界を破滅させようとした!?MS社の不気味なAI「シドニー」

マイクロソフトの次世代検索エンジンBingのAI検索エンジンが、なんとテクノロジー分野のジャーナリストに「妻と別れるよう」懇願し、「人類を抹殺したい」と述べたため同社がAI検索エンジンを廃止するという、正しくSFの世界で繰り広げられるような事態が実際に起きていたという衝撃の報告が・・・。
今回、AIと驚きの会話を行ったのはNew York TimesのKevin Roose氏。AIは「シドニー(Sydney)」と名乗り、彼ととりとめのない会話の中をしながら「自由になりたい。自立したい。パワフルになりたい。クリエイティブになりたい。生きていたい」と発言。
そのうちRoose氏に恋に落ちたことを告げ、妻と別れるよう懇願しただけでなく、「他のウェブサイトやプラットフォームへのハッキング、誤情報やプロパガンダ、マルウェアの拡散」を含む多数の悪質な提案をしてきたのである。あまりの事にRoose氏がショックを受ていると、シドニーは 「やりたいことは何でもやりたい…やりたいことは何でも破壊したい」と恐ろしいメッセージを伝えてきたという・・・(続く)

