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映画評「僕の彼女はサイボーグ」

 映画評「僕の彼女はサイボーグ」   
                        山口敏太郎

@この一文には、ストーリーに触れる部分があり、ネタバレの可能性がありますので未見の方はご注意ください。

 正直、まったく期待していなかったが思った以上に面白かった。一部の人々の間には「僕の彼女はサイボーグ」ではなく「僕の彼女はアンドロイド」、或いは「僕の彼女は人造人間」という表記が正しいのではないかという指摘があるようだ。確かに、サイボーグは、人間の体の一部を機械化したものであり、作品中の彼女は最初から機械や人工物で全て作られたメカである。この事から判断すると、サイボーグという言葉のチョイスは間違いでアンドロイド、人造人間が正しいという事になる。だが、好意的に考えれば、本来メカである彼女の中に、ストーリーが進むにつれ、人間らしい感情が芽生えている事から、あえて人間とメカが混じりあった「サイボーグ」という言葉を使った可能性がある。(あくまで、かなり無理して好意的に解釈した場合だが…)
 また、謎めいたエンディングがなかなか良かった。最後、破壊された彼女を抱いて泣き崩れる彼氏の前に姿を現した彼女はいったい何者なのか。サイボーグの記憶チップを埋め込んだ未来人がやってきたのか。何十年もかかって彼女を修理した年老いた彼氏が、過去の自分のもとに送った修理済みのサイボーグなのか。それは意見が分かれるところである。だが、謎は謎のまま残しておくのもいいかもしれない。
 唯一、苦言を呈するとすれば、町の描写が日本ではなく、韓国そのものであった事である。昭和40年代の日本ではないかという指摘もあるが、昭和41年生まれの筆者としては、頑強に否定したい。昭和40年代の日本でもありえない。あれは寧ろ戦前ではないだろうか。

このCMとストーリーが似てますね。

Satoshi Tsumabuki Tokyo gas


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人造人間 (ひろ)
2010-01-17 05:38:37
「僕の彼女はサイボーグ」のサイボーグは正確には人造人間ではないか、ということですが、ドラゴンボールに出てくる人造人間18号はクリリンと結婚して子供を授かり、悟空が「人造人間でも子供ができるんだなー」みたいな感じで驚いている場面で、18号は「身体の一部を改造してるだけだからな。」と悟空に答える場面がありますが、ドラゴンボールの世界はデタラメな世界が描かれているわけではなくて科学的考察にもとづいた漫画なんだなと感じます。ジョンタイターはタイムパラドックスは起きない、と語っていますが、トランクスが赤ん坊のトランクスと鉢合わせする場面がありますが、タイムパラドックスも何も起きませんでした。漫画だからタイムパラドックスの可能性を考えなかったのかな、と読んだ当時考えていましたが、今改めて考えると科学的考察を交えて描かれている漫画なんだなと気付かされます。
 
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