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愚直な彼らに光を~国民の自衛官~その1

2018年04月09日 06時10分00秒 | 防衛省
「国民の自衛官」という表彰制度があるのを、ご存じですか?

フジサンケイグループが主催し、
「国民に感銘を与えた頼もしい自衛官」
「やさしい自衛官」
「強い自衛官」
などを選出し表彰する民間では唯一の自衛官表彰制度で、平成14年度からはじまり、平成29年度で15回目を数えます。

平成29年度は、個人9名と2部隊が選ばれ、10月11日に三笠宮家の彬子さまをお迎えして表彰式が行われました。


(画像は佐藤正久参議院議員のTwitterのスクリーンショット)


彬子さまが表彰式で述べられたお言葉を、文字起こししてみました。

「今年もまた日本国内では多くの自然災害があり、国外からの脅威を含め、自衛隊への関心が高まった年であったように思います。

そのような状況がある中で、衆目に触れないながらも日々様々な任務に当たられ、任務以外のところでも、国民との繋がりを大切にしながら過ごしておられる自衛官の姿を知ることのできるこの国民の自衛官は、とても大切な機会であると改めて感じます。

子どもの頃から、札幌の雪まつりで陸上自衛官の方に遊んでいただいたり、音楽会を聴きに行ったり、わたくしにとりまして自衛隊の方々はとても身近な存在でした。
でも、国民の自衛官の表彰式に参列させていただくようになってから、若手から上級幹部まで、自衛官の方たちと直接お話しさせていただく機会が徐々に増えてまいりました。

何気ない会話のなかからも、清々しい瞳でまっすぐとこちらを見ながら、『日本の最後の砦は自衛隊だと思っているので』と言われる方のなんと多いことかと、いつも感動をおぼえます。
こんな方たちに守られている日本という国に住んでいられることを、改めてありがたく思います。

国民の自衛官の受賞者の方々を見ていていつも思うことは、皆さんが人とのつながりを大事にしておられることです。
自衛官というのは、人が好きでなければ出来ないお仕事だと思いますが、任務を粛々と遂行するだけではなく、誰かのために何かをしたいと思い、そのことによってその相手に幸せを与えられるというのは、簡単なように見えて簡単に出来ることではありません。

改めて、国民の自衛官の皆さまの功績に、頭の下がる思いがいたします。

このようなお仕事以外にも、自衛隊の方々は、日本各地そして世界中で本当に様々な任務に従事しておられます。
その尽くしてくださっているお力に対し、この場を借りまして、心よりの感謝と敬意を表したいと思います。

本日表彰されます皆さまも、それ以外の皆さまも、おひとりおひとりが国民の自衛官でいらっしゃいます。
世界に冠たる日本の自衛官の誇りを忘れず、今後も益々のご活躍をいただけますことを祈りながら、わたくしよりのご挨拶といたします。」


ひげの殿下として国民から親しまれ、自衛隊の活動にも心を寄せられた寛仁親王殿下のご遺志を引き継がれていらっしゃるのが伝わってくるご挨拶でした。


次回からは、第15回国民の自衛官の受章者それぞれにスポットを当ててお送りしたいと思います。


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