つれづれなるままに

日々の雑記

新潟の桃

2020-07-29 13:51:10 | 俳句

桃の季節になると
毎年新潟の妙子さんより
おいしい桃が送られてきます。




妙子さんとの出会いは、2004年4月スペイン旅行でした。
旅行に行かれる都度すてきな絵はがきをいただいています。
マチュピチュよりもいただきました。
最初の海外旅行がエジプトというのも驚きました。








そして俳人でもあります。
結社「春耕」に属しています。

2020年7月の作品

春めくや朱鷺くちばしを触れ合はす  妙子

 佐渡の朱鷺は野生下で順調に育っている。今年の4月初めの調べでもその個体数は400羽を超えたらしい。最近では観光客にも朱鷺がよく見える場所を設置するなど、その出会いに工夫をこらしているそうだ。冬の季節が終わりを告げる頃、ペアの朱鷺の動きは活発になり、親しく嘴を交わすことも多くなる。朱鷺の動きに比例して春間近の佐渡の周辺は俄に活気づく。


2020年2月の作品

邯鄲の草刈る袖へ縋りつき  妙子

 秋の虫の中でも邯鄲はそう手軽に声を聞き、また見られるものではないだけに都会の人にとっては掲出句は羨ましい景である。淡い黄緑色の翅と長い触覚を持ち2センチにも満たない体からル・ル・ルとえも言われない声を発する邯鄲、あるひとは夢をみるような声音」と表現する。草刈女の袖に弱弱しく縋りついた虫をやさしく草の奥に放しやる光景までもが想起される一句。


スペイン旅行の帰国を前に最後のホテルにて。




左端が妙子さん


アルハンブラ宮殿








ラ・マンチャ地方。『ドン・キホーテ』の舞台です。





古都トレド。





いつになったら、自由に飛んで行けるようになるのでしょう?



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