ベイルスキー⑩ 自炊生活

２日目の夕方、現地ガイドの案内で近くのスーパーに食材の買出しに出掛けました。
私はリカーショップで、ワインを仕入れる役を務めましたが、安物買いの習性から
３Lボックスワインを購入しました。
しかし、同室の３人は料理上手で、その料理目当てに女部屋のオバちゃま方が高級ワイン持参で
連夜訪れるので、安物ワインはさっぱり売れず、半分以上残ってしまいました。
“安物買いの銭失い！”でした。

料理名人が３人もいるので、私は座って食べるだけの人でした。
出発前に家内から、「あなたは何も出来ないのだから、せめて皿洗いくらいしなさい！」
との教えを忠実に守って、皿洗いに専念しました。

２回のディナーパーティがありましたが、それ以外の食事は各部屋毎に自炊しました。
わが部屋がスーパーで仕入れた食材や飲み物類の支払額を４人で割ると、１人当り１００ドルでした。
レストランでは１回当り８０ドルでしたから、かなり経済的な生活でした。

　
同室の料理名人たち
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　皿洗いに専念する無能なワタクシ

　
オバちゃま方も美味しい料理に舌鼓

　
毎朝、ガンさんがベーコンエッグと、昼食用のサンドイッチを作ってくれました。