今日は「山の日」です。
久しく山登りをしていないので、今更登山を再開する自信は全くありませんが、
山の話題に接すると心がざわつき始めます!
昨日はパリ五輪のスポーツクライミング決勝が放送されました。 (画像はNHK・Gテレ より)
舞台のオーバーハングには圧倒されましたが、若かりしころ岩登りに熱中した記憶が蘇りました!
日本アルプスの難関岩壁:北岳,穂高連峰,剣岳,鹿島槍ヶ岳など殆ど踏破しましたが、
有給休暇では足りなくて欠勤も大分しました。首切りにならなかったのが不思議なくらいです!!
今日は「山の日」です。
久しく山登りをしていないので、今更登山を再開する自信は全くありませんが、
山の話題に接すると心がざわつき始めます!
昨日はパリ五輪のスポーツクライミング決勝が放送されました。 (画像はNHK・Gテレ より)
舞台のオーバーハングには圧倒されましたが、若かりしころ岩登りに熱中した記憶が蘇りました!
日本アルプスの難関岩壁:北岳,穂高連峰,剣岳,鹿島槍ヶ岳など殆ど踏破しましたが、
有給休暇では足りなくて欠勤も大分しました。首切りにならなかったのが不思議なくらいです!!
昨夜(5月15日)、鉄道写真家・中井 精也 氏の人気番組「てつたび」がNHK・BS1で放送されました。
この日は九州縦断の初日で、最南端の日本百名山・開聞岳からの出発でした。
私の開聞岳登山は、40年近く前に会社の出張で鹿児島に行った際に登りました。
開聞岳の登りは山腹を螺旋状に巻きながら山頂に至る登山道がユニークでした。
翌日ついでに、やはり日本百名山の韓国岳(1700m)にも足を延しました。
2011年12月には観光旅行で、開聞岳の麓に行きました。
開聞岳の麓の駅
8月11日は、祝日「山の日」です。
私にとって ❝ 山 ❞ と言えば、それは日本第2位の高峰「北岳(3,193m)」のことです。
夏冬合わせて6回登っています。
1955年8月10~15日に初めての3000米峰への挑戦でした。
写真が行方不明なのが残念です。
南ア・仙丈岳からの標高日本第1~3位の揃い踏み (NHK・BSPより)
吊尾根からの北岳バットレス (1957年1月)
間ノ岳頂上からの北岳(1961年1月)
NHK・BSPで平日の朝7時45分から放映中のプロアドベンチャーレーサー田中陽希さんの「 日本三百名山・全山人力踏破 」は、
本日 255座目の飯豊山(前編)でした。
1963年8月、会社の夏休みに山岳部メンバーのZ氏,F氏,新婚ホヤホヤのT氏夫妻および私達夫婦の6名で縦走しました。
東北地方には信仰登山の対象になっている山が多く、飯豊山もその一つです。
当時の飯豊山は、北ア,南アの賑わいをよそに、静かで素朴な山登りを味わう事が出来ました。
そして、お花畑に群生する高山植物や、豊富な残雪が山旅の疲れを癒してくれました。
59年経った現在でも記憶に残る山旅でした。しかし、アプローチの長さにはぐったりしました。
山と渓谷社「日本百名山登山ガイド(上)」よりCOPY
1日目(8月4日) | 喜多方駅→山都駅→川入→御沢小屋(泊) |
2日目(8月5日) | 御沢小屋→地蔵山→三国岳→種蒔山→切合小屋(幕営) |
3日目(8月6日) | 切合小屋→飯豊本山→御西岳→天狗岳→烏帽子岳→十文字鞍部(幕営) |
4日目(8月7日) | 十文字鞍部→北股岳→湯の平温泉→東赤谷駅→新発田駅 |
御沢小屋の朝 屋根だけの無人小屋で一軒借り切りで200円也 横峰小屋前にて他人のテントを借景に“ハイ ポーズ”
切合小屋のキャンプ地 出発前のひととき 草履塚を前に見て
御秘所からの大日岳 飯豊本山頂上にて
<御西岳下のお花畑> 高嶺マツムシ草、細葉ヒナウスユキ草などの高山植物が咲き乱れる
スイカを雪渓で冷して食す 十文字鞍部のテント場
テント場からの日の出 北俣岳頂上にて
北俣岳頂上より飯豊本山方面を望む 湯の平温泉 湯がとても熱かった!
NHK・BSPで平日の朝7時45分から放映中のプロアドベンチャーレーサー田中陽希さんの「 日本三百名山・全山人力踏破 」は、本日 247座目の磐梯山でした。
私は吾妻連峰や近辺のスキー場から眺めるだけで、今まで登る機会が無かったのは、磐梯山の登山だけの目的では、日程的にも費用的にも中途半端な感じがしていた所為もありました。
2005年6月、「日帰りバスツアー」を利用することで、これらの問題を解決することが出来ました。マイカーや、JRを使うよりもはるかに安い費用で、百名山の一山をクリアーして来ました。こんな安直な登山では、深田久弥先生もさぞやお嘆きになるかも知れませんね!
弘法清水下のお花畑からの磐梯山 檜原湖遠望
磐梯山頂 賑わう磐梯山頂
磐梯山頂からの眺望 小野川湖(左)と秋元湖(右)、左奥は西吾妻山
中ノ湯跡 名残りの磐梯山
「海の日」は1996年から施行されましたが、「山の日」は18年遅れて2014年から施行されました。
何故、8月11日になったのかは諸説ありますが、奇しくも私が日本第2位の北岳登山に出発した日と重なります。
1955年8月11日、まだ北岳登山基地の広河原まではバスも入っていない時代ですので、中央線日野春駅から出発するのがルートでした。
下記はその時の山日記からの抜粋です。
8月11日 (日野春3:00→赤薙沢出合8:30→ビバーク16:30)
2時30分、日野春駅着、降りたのは我々の他に3人、その内2人が我々と同コースを採るそうである。
当てにしていたトラックが無いらしいので、11kmの道をテクることにする。
月の薄明かりが、駒ヶ岳、鳳凰三山を淡いシルエットに描き出す静かな夜だ。
赤薙沢出合8:30、出合の赤薙の滝に自然の作為の偉大さをまざまざと見せつけられる。この沢は巨大な石がゴロゴロしており、丹沢あたりとは比較にならないスケールだ。
この頃から夜行列車の睡眠不足と、水の飲み過ぎの為、疲れが出て来た。最終や臨時列車に乗ってきた連中がどんどん我々を追い越して行く。
高捲きと、退屈な沢道を半分眠りながら、ふらつき歩く。やっとの思いで尾無尾根取付点に着いたのが14時、通常2時間の道程を実に5時間も費やしてしまった。
尾無尾根の急峻は覚悟していたから、さして苦にならない。相変わらず休み休み登る。夏の陽射しを容赦なく浴びせていた空が、だんだん怪しくなって来た。冷たいガスが通り過ぎる。ポツリポツリと落ちはじめた。峠から1時間下の所で、遂に前進を断念して、ビバークとする。16時30分。雨は夜半過ぎまで降り続いた。
“賢明な後退は、明日の前進を約束する”
中白峰からの北岳 農鳥岳からの北岳と吊尾根
今日(10月4日)の朝刊に、「尾瀬ヶ原で湿原を黄金色に染める草紅葉が見頃を迎えている」との記事が写真入りで掲載されました。
9年前(2012年10月5日)に私も尾瀬に草紅葉見物に行きましたので、その時の写真を再掲載します。
草紅葉はキツネ色の感じで、もっと赤みを帯びていると思っていたものですから、少々期待外れの感じでした。
前方に日本百名山・燧岳(2,346m)を眺めながら尾瀬ヶ原を進む
振り返ると、日本百名山・至仏山(2,228m)
逆さ燧岳
逆さ至仏山
昨夜(8/23)NHK-BSPで「にっぽん百名山・苗場山」が放送されました。
苗場山との付き合いは深く、’58/9,’59/10,’60/9,’65/10,’68/9,’07/9の6回登頂しています。
信越国境に位し、あの航空母艦の様な堂々たる風姿を誇る苗場山は、また豪雪の山、そして夏には、
広大な頂上に展開する池塘と高山植物によって、際立った存在を示しています。
1958年8月18日、我らの山岳部唯一の女性部員であったY女史が、この山で遭難死された。
そのときの捜索活動が初めての苗場山でした。
赤湯口コースの棒沢出合に嵌め込まれた故Y女史の記念碑
’60年9月22日~25日 元橋→赤湯→苗場山→和山温泉→十日町のコース 3回目の苗場詣でした。
広大な苗場山上湿原 神楽が峰から苗場山を望む
’65年10月10~11日、部員のKくんと職場のO嬢を連れて赤湯→苗場山→和田小屋のコースを辿る。
苗場山頂ははや雪であった。
スキークラブのグリーンシーズン企画で、2007年9月8~9日に和田小屋から入り山頂ヒュッテに
1泊して赤湯に下山するコースをハイキングしました。
頂上は霧の中
2日目 苗場山頂からの御来光 早朝の山頂湿原
山頂湿原の地塘 懐かしい赤湯の宿に到着
コロナ禍で家に籠りきりだったので、何やかやと言いつつ東京五輪のテレビ放送を堪能しました。
五輪も昨日閉幕しましたが、またまた巣籠り生活に戻りウンザリしています。
今日(8/9)NHK・BS3で放映された日本百名山:木曾駒ヶ岳を見て、気分転換に10年前に行った千畳敷カールの風景をアップします。
2011年8月3日から1泊2日の信州バスツアーに行きました。このツアーを実施した旅行社のキャッチコピーは、
『新車バス限定!高原花めぐりへ ご夫婦限定!朝一番!混雑前の千畳敷カールへ』の謳い文句通り、ホテルを朝8時に出発。
菅の台で登山バスに乗り換え、しらび平からロープウエイで千畳敷に9時40分に到着しました。
麓では曇り空でしたが、千畳敷カールに出たら、抜けるような青空が広がる絶好の登山日和でした。
ここから日本百名山の木曽駒ケ岳(2956m)までは、僅か1時間半足らずの行程で、大勢の登山者が登って行くのを、
指を咥えて見送るばかりでした。(千畳敷カールでの滞在時間は約70分しか無くて!)
千畳敷カール遊歩道の行列
宝剣岳
南アルプス・白峰三山遠望 : 中央左から、北岳,間ノ岳、農鳥岳
シナノキンバイ ミヤマリンドウ
クルマユリ アオノツガザクラ
♪ 夏が来れば思い出す遥かな尾瀬 遠い空~ ♪
コロナやオリンピックやらと、暑い夏をお過ごしの皆様へ尾瀬の冷気をお届けします。
少しでも涼しさを感じて頂けたら幸いです!
5年前の丁度今頃(2016年7月28~30日)、スキークラブの仲間と尾瀬の定番ハイキングコースに行きました。
その時に撮影した写真を抜粋してお届けします。
尾瀬沼に映る ❝逆さ燧ヶ岳❞
火打山を目指して
尾瀬ヶ原に咲く ❝コオニユリ❞
早朝の至仏山 ⇧ と 燧ヶ岳 ⇩ (山ノ鼻小屋付近にて)
至仏山目指して出発
きつい登り バックは尾瀬ヶ原
やっと登頂
振り返って仰ぎ見る 日本百名山・至仏山(2228m)
毎週月曜日にBSPで「にっぽん百名山」の再放送があり、今週は「北岳・間ノ岳」でした。
北岳には1955年8月に初めて登って以来、夏冬各3回づつ登頂した私にとって思い入れの深い山です。
今回は1956年8月に行われた山岳部の北岳集中登山で、塩見岳から北岳まで縦走した記録を紹介します。
詳細は私のホームページ「夏季・塩見岳から北岳縦走」をご覧ください。
ぎょうせい社“日本の名山(6)「北岳・赤石と南アルプス」”よりCOPY (赤線は踏破コース)
本谷山から塩見岳と仙塩尾根、白峰三山方面を望む
8ミリ映写機で撮影に余念のないZ氏
熊ノ平で大休止
仙丈岳 白峰三山縦走路の賑わい
中白峰からの北岳 農鳥岳からの北岳と吊尾根
仙塩尾根からの塩見岳 富士山遠望
今日(8月10日)の山の日に因んで、1964年8月に会社の夏休みを利用して、登った日本百名山・白山の記録をお届けします。
以下は、2003年に私のホームページに掲載した記録からの抜粋です。
「白い山という名を持った山は、欧州にモン・ブラン(モンは山、ブランは白)があり、ヒマラヤにダウラギリ(ダウラは白、ギリは山)がある。そしてわが国の代表は白山である。」・・・深田久弥著 ❝日本百名山❞より・・・
「加賀の白山」なんと雅やかな名であろうか! その飽くまでも白く優美な山容を遠くから眺める度に、いつかは訪れたいと憧れた山でした。
白山の主な登山口は6ヶ所あり、大体1泊2日コースが普通ですが、私達は白山を南北に縦走するコースを選びました。
このコースは全長約30Km、標高差約1800mで白山登山では最も長いコースなので、近年は余り人気が無いらしく、ガイドブックにもコース案内が載っていないようです。
私達も猛暑の中、アプローチの長さに辟易させられました。ここは中部地方なので暑さが半端ではありませんでした。
パーティーは山岳部の大先輩Z氏、後輩Hくん、Tくんと私達の2組の新婚カップルの計6名でした。
(当時の記録が行方不明なので、当時は高価であったポジフィルムで撮影したZ氏の写真をお借りしました。)
ルート:東京(東海道線)→ 岐阜(高山線)→ 美濃太田(越美南線)→ 美濃白鳥(バス)→ 石徹白 →1日目幕営地
2日目:出発 → 銚子ヶ峰 → 三ノ峰 →2日目幕営地
3日目:出発 → 別山 → 御前峰(2702m)→ 大汝峰 → 竜ガ番場(3日目幕営地)
4日目:出発 → 清浄ヶ原 → 新岩間温泉(バス)→加賀一の宮(北陸鉄道)→ 金沢(北陸線夜行)→ 東京
石徹白(イトシロ) 岐阜県側からの白山登山口
日光キスゲ
別山から三ノ峰(左)と別山平(右)を望む
御前峰(白山最高峰)遠望
三ノ峰から別山を望む
別山から御舎利山越しに望む御前峰(白山最高峰)
御前峰より大汝峰を望む
室堂
白山頂上 清浄ヶ原ヒュッテ
(カラー写真はポジフィルムの経年劣化とカビ発生で、画像の汚れが目立ちますがご容赦ください。)
先日(6/22)BSプレミアムで、「山好き2万人が選ぶ今こそ登りたい名峰」が放送されました。
選ばれたベスト20は下記の通りです。
第1位は九重連山でした。
余り自慢にはなりませんが、私は四国の二山(石鎚山,剣山)を除いて、あとの18峰は登頂しています。
私の一番好きな北岳には、夏冬各3回の合せて6回登っていますが、アンケートでは第10位だったのが気に入りません!
以下に私の撮影した名峰の写真の幾つかを添付します。
吊尾根からの北岳(1957年1月)
田貫湖からの富士山(2016年12月)
八方尾根からの白馬三山(2010年3月)
乗鞍岳畳平からの穂高連峰と槍ヶ岳と剱岳(2010年10月)
霧の中の筑波・男体山(2016年3月)
スキークラブのグリーンシーズン企画で、「尾瀬ヶ原 草紅葉狩り」が先週にありました。
ルートは、鳩待峠→尾瀬ヶ原(泊)→三条の滝→御池→檜枝岐村(泊)の魅力的なコースです。
その時のリポートがフェイスブックに投稿されました。
途中でへばって迷惑を掛けるのが心配で参加を取り止めましたが、写真を見たら参加しなかったことを後悔して来ました。
尾瀬には1954年以来、夏に5回、冬山スキーで5日も行っていますが、秋は一度も行っていなかったので、7年前(2012年10月) 草紅葉見物に初めて訪れました。
ネタ切れの穴埋めに、その時の写真を抜粋して再掲載します。
前方に日本百名山・燧岳(2,346m)を眺めながら尾瀬ヶ原を進む
振り返ると、日本百名山・至仏山(2,228m)
逆さ至仏山
逆さ燧ヶ岳