Hello!わたし☆

海が大好きなわたしの海の記録と平凡日記

那須物語 バリアフリーな散策を・・2

2006-07-05 10:25:44 | ちょい旅
ステンドグラス美術館を後にして那須湯本・・北へ向かいました。
温泉街が広がり硫黄のにおいがし始めました。
に来た~って言う感じです。
すこし走ると《殺生石》がある場所に着きました。
その手前に公衆トイレがあり、車椅子マークが付いていました。
この辺では安心して行動出来ます。

隣りに那須町観光協会があったので、車椅子で行動するのに
役に立つような・・トイレが何処にあるかとか・・パンフレットが
ないか聞きましたが、そういうものは用意していないとのこと。
がっかりですね

一応ネットで観光やトイレ、飲食店の情報は少し仕入れておきましたが・・。

 

《殺生石》がある場所は
その昔、硫化水素や亜硫酸ガスなどの有毒ガスが噴出し近づく動物は
皆死んでしまったそうです。
また、九尾の狐の妖怪が石に化けて近づく者に毒気を出し、命を奪ったという
伝説もあります。
   
じゃり道を通って板敷の歩道まで行きました。
何とか車椅子を歩道に乗せ一生懸命押して途中の千体地蔵までは
行くことが出来ました。
その後は体力が・・・、断念!!
     


お地蔵さんが沢山並んでいるのは《千体地蔵》です。
皆手を合わせ数珠を掛けています。
ここの傍には“賽の河原”があり、殺生石の処だけ荒涼とした石ころだらけ、 
その横に並んだ沢山のお地蔵さん・・ちょっと・・怖い雰囲気が漂っています。

そこから駐車場に戻るとき少し近道をしました。
そこもじゃり道なんですが、もう少しという処の橋のたもとにデッパリが・・。
二人で車椅子を持ち上げられるかな~と近づいて行くと
わたし達の前を歩いていた若いカップルがそこで待っていてくれました。
そして、そのデッパリを一緒に車椅子を持ち上げてくれたんです。
きっとここは通れないだろうと思い待っていてくれたんですね。
ほんのちょっとした事なんですが、とっても嬉しかったです!!

まだ時間があるので、これからさらに上へ行こうと思います。
この上にはロープウェイがあります。

結構ヘアピンカーブが続き、山を登っているという感覚が・・。
そのうち見えてきました。
ロープウェイです。


 

車椅子で乗れるのか分かりませんでしたが、取敢えず行ってみました。
駐車場に車椅子マークがあったので大丈夫だと確信し中へ。
でも、母は乗るのが怖いと初めは嫌がっていましたが
下を見ないように・・と言って乗ることにしました。

ドキドキのロープウェイ初体験です
この時はガスが出ていて見晴らしはよくありませんでしたが、
それでも時々遠くの景色が見えて・・感激しましたよ~♪


  

展望台に着きました。思っていた以上に気温の差があります。
乗車口では半袖で平気だったのに、ここでは上着なしではいられません。
少し外へ出てみましたが、寒くてすぐに中に入ってしまいました。

ロープウェイの終点から約30分の登山で山頂に着きます。
左の写真を見ると大した事がないようにみえますが、
この上は岩がゴロゴロしているらしいですよ。

わたし達は遊歩道を見ただけにしました。
寒かったので熱いコーヒーを飲みながら下山するロープウェイを待ちました。
展望台滞在時間15分位でしたが、《山》を充分に感じられたひと時でした

ちなみにこの時は午後でしたのでガスが出てしまいましたが、
気温の関係で夏は午前中、冬なら午後の方がガスが出ずに見晴らしがよいそうです。