こんなのできた!<2>

単調な生活に新発見を!  
日々の小さな出来事の写真日記

■ 俳句に親しむ(2) 

2012-07-03 07:31:00 | 短歌・俳句に親しむ

   
2015/07/01 《ゆるやかに着てひとと逢ふ螢の夜》 (桂 信子 ①-64)
2015/06/01 《風の百合雌蕊受粉のよろこびを》 (西島麦南 2-73)
2015/05/10 《たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ》 (坪内 稔典)

2015/05/10 《三月の甘納豆のうふふふふ》 (坪内 稔典)
2015/05/01 《青蛙おのれもペンキぬりたてか》 (芥川龍之介 ④-81)
2015/04/01 《腰衣をまとひ甘茶を浴びたまふ》 (平畑静塔 6-28)
2015/03/01 《片隅で椿が梅を感じてゐる》 (林原耒井 ③-17)
2015/02/01 《山頂に杭打ちて山目覚ましむ》 (吉野義子 ⑥-20)

2015/01/03 《長松が親の名で来る御慶かな》 (志太野坡 ④-168)
2014/12/01 《ままごとのお金はもみぢ兄いもと》 (井本農一 ④-140)
2014/11/01 《茫々と取り乱したる薄かな》 (上島鬼貫 6-130)
2014/10/01 《足もとはもうまつくらや秋の暮れ》 (草間時彦 ⑤-135)
2014/09/01 《おさへねば浮き出しさうな良夜なり》 (平井照敏 ⑦-103)

2014/08/01 《夕顔や女子の肌の見ゆる時》 (千代女 ②-89)
2014/07/01 《土くれはどんな味する燕の子》 (正木ゆう子 2-62)
2014/06/01 《水底の影も尾を振り蝌蚪泳ぐ》 (大川俊哉 8-53)
2014/05/01 《文もなく口上もなし粽五把》 (服部嵐雪 2-45)
2014/04/01 《女身仏に春剥落のつづきをり》 (細見綾子 ①-5)

2014/03/01 《衣手の松の色はえ木彫雛》 (水原秋桜子 5-15)
2014/02/01 《梅の花空より降りて地の鱗》 (原コウ子 3-3)
2014/01/02 《二日はや青三日月に塵もなし》 (原コウ子 4-167)
2013/12/01 《咳をしても一人》 (尾崎放哉 5-152)
2013/11/01 《新米へ手を差し入れしぬくさかな》 (福地記代 3-135)

2013/10/01 《ゆびずもう親ゆびらしくたゝかえり》 (阿部青鞋 2-111)
2013/09/01 《単線の鉄路押し上ぐ曼珠沙華》 (杉山とし 8-121)
2013/08/01 《玉葱の転がるやうに妻の来し》 (小澤克己 9-94) 
2013/07/01 《瀧の上に水現れて落ちにけり》 (後藤夜半 ①-79) 
2013/06/01 《越後屋に衣さく音や更衣》 (榎本其角 ①-51) 

2013/05/01 《目には青葉山時鳥初鰹》 (山口素堂 ①-37) 
2013/04/01 《ゆで玉子むけばかがやく花曇》 (中村汀女 ⑧-20) 
2013/03/01 《両方に髭がある也猫の恋》 (小西来山 ⑤-10) 
2013/02/01 《医者患者同じ薬を嚥(の)んで冬》 (草間時彦 5-153) 
2013/01/01 《しんしんと寒さがたのし歩みゆく》 (星野立子 ②-162) 

2012/12/01 《竹馬の子のおじぎしてころびけり》 (星野立子 4-173) 
2012/11/01 《木がらしや目刺にのこる海のいろ》 (芥川龍之介 ①-127) 
2012/10/01 《梨食ふと目鼻片づけこの乙女》 (加藤楸邨 ①-110) 
2012/09/30 《ふりかねてこよひになりぬ月の雨》 (江左尚白 1-118) 
2012/09/01 《秋来ぬと目にさや豆のふとりかな》 (大伴大江丸 ①-83) 


2012/08/01 《金魚売買へずに囲む子に優し》 (吉屋信子 ③-48)  

2012/03/01 《いきいきと三月生まる雲の奥》 (飯田龍太 ⑤-14)  
2011/12/31 《除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり》 (森澄雄 ④-167) 
2011/10/15 《牡丹雪水に映りて水に入る》 (堀田薫 西大寺境内の句碑) 
2011/07/26 《閑かさや岩にしみいる蝉の声》 (松尾芭蕉 ①-69)  

2011/06/01 《青梅の臀うつくしくそろひけり》 (室生犀星 ⑨-64) 

2011/03/23 《土筆摘穂先に黒き焦げのあと》 (安部桂 8-18) 
2011/03/03 《笑ふかに泣くかに雛の美しく》 (上野泰 6-11) 
2011/02/01 《梅一輪一りんほどのあたたかさ》 (服部嵐雪 ⑥-179) 
2011/01/20 《枯枝ほきほき折るによし》 (尾崎放哉 ②-155) 

2010/12/15 《糸瓜咲て痰のつまりし仏かな》 (正岡子規 ⑥-113) 
2010/12/15 《筒袖や秋の柩にしたがはず》 (夏目漱石 9-109、全集23巻p.166、27巻p.177) 
2010/12/15 《手向くべき線香もなく暮れの秋》 (夏目漱石 3-121、全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/15 《霧黄なる市に動くや影法師》 (夏目漱石 ⑧-113、全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/15 《きりぎりすの昔を忍び帰るべし》 (夏目漱石 全集23巻p.166、27巻p.177)

2010/12/15 《招かざる薄に帰り来る人ぞ》 (夏目漱石 全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/14 《街燈のしやつくり点り冬の暮れ》 (後藤綾子 3-163) 
2010/12/10 《葛湯して佳境にちかき水滸伝》 (飴山實 3-163)  
2010/12/07 《いくたびも雪の深さを尋ねけり》 (正岡子規 ①-159)
2010/11/11 《手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ》 (高浜虚子 ⑤-160) 

2010/10/22 《初秋の蝗つかめば柔かき》 (芥川龍之介 ⑤-104) 
2010/10/12 《水に止まり土に休めり秋の蝶》 (出口善子 5-111) 
2010/10/08 《寝がへりの方になじむやきりぎりす》 (内藤丈草 4-120) 
2010/10/07 《にせものときまりし壺の夜長かな》 (木下夕爾 ⑨-114) 
2010/10/06 《低く言ひ高く笑ふはおもしろき》 (武玉川 ⑥-120) 

この記事についてブログを書く
« ■ 俳句に親しむ(1) | トップ | ■ 短歌に親しむ  »

短歌・俳句に親しむ」カテゴリの最新記事