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きょうは二十四節気の一つ 寒露。
菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止むころ。
《寝がへりの方になじむやきりぎりす》 (内藤丈草 4-120)
「つし」にあった珍しいもの
昨日、「つし」から降ろしたもの。
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「かき餅切り」
【かき餅】は搗いた餅を「こじゅうた」に広げ、数日間乾燥させる。半乾きの
餅を「かき餅切り」で3~4mmの厚さにスライスし、かるたくらいの大きさに
切り、さらに乾燥させる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/52/32d57b44acd9ca159a4e22d8a955b95d.jpg)
「【かんぴょう】の包丁」と「かんぴょう剥き」。
包丁で【かんぴょう】を輪切りにし、「かんぴょう剥き」で外周をなぞるように
して切っていく。
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「畚(ふご)」
わらで編んだもの。農作物を運搬するのに使う。
畚の中に畚が入れてあり、これで2つある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/11/d9ff5bd42b2c5762064ab6ffa441f428.jpg)
「とおし」
直径1.2mくらい。麦の脱穀のあとのふるいに使った。【なたね】のふるい
にも使った。
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「竹かご」
農作物の運搬や【いも類】の保存容器として使う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a3/854d3b80b831cdee1f9633976270df56.jpg)
「いかり」
舟の錨(いかり)に似ていることから、わが家ではこう呼んでいた。
昔は「つし」には階段がなかった。土間から「つし」へ物を運び込むとき、こ
れで吊り上げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/62/5db0c8012071fb60c65bb661d6ecf655.jpg)
「ドンゴロス」
貝釦の原料となる貝を入れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/78/57ad71929a2040054e6fdce4a9e7d086.jpg)
「寅さんのかばん」
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中には姉たちの学業成績票がいっぱい入っていた。
一番上の姉の通知簿を見ると優秀な成績。ちなみに私は図画工作は「2」、
それ以外は「3」ばっかりだった。
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「優勝カップ」
ゴルフの取りきり戦で貰ったもの。
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「女房殿の嫁入り道具」
嫁に貰ってずっと親と同居している。いい物は将来使おうと嫁入り道具の
鍋・食器類は「つし」で保存した。その後も使う機会がなく、今も昔からの古
い鍋をずっと使っている。
私の地域では、昭和50年代までは親戚・ご近所に「衣裳見せ」をした。
本人が不要と考え揃えなかったものでも、親戚が「絶対もっていかなあか
ん」で、何回も追加で買いに回ったそうだ。上の道具だけでなく、使わずじ
まいのものがたくさんある。
嫁入り道具は本人の意思よりも親戚が決めていたようだ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)