放送局の下請けいじめ、総務省が実態調査へ(読売新聞) - goo ニュース
放送局の下請けイジメはひどい。確かに凄まじい。
小生はフリーターで、たまに放送局の下請け制作会社の下請けの仕事も。
原稿を書いたり、現場で演出したり、
映像をまとめたりもする。
キー局はまだいいが、CSなんて、地獄。
ほんとに低賃金なので、それだけで食べてはいけない。
まあ、そのギャラの安さも驚くべきだが、
仕事のハードさ、無茶加減は、
人を人と思っていない。
例えば昨年11月、某CS局の下請け制作会社のロケに立ち会う。
3日間のロケだが、1日目は三浦半島で撮影。
朝から夕陽が落ちるまで。
翌日は神戸でロケのため、
車で東名、名神高速をつっ走り、深夜にビジネスホテルに。
その日収録分は、夜中にパソコンに取り込む。
翌日は早朝から日没まで神戸で撮影し、夜に高知まで行く。
高知の宿でその日収録分をパソコンに取り込み、あら編集にとりかかる。
睡眠時間は連日2時間程度。
翌朝は7時過ぎから日没まで、睡眠不足で朦朧としながら撮影。
撮影終了後、空港そばの食堂で電源を借り、
パソコンにその日の収録映像を取り込む。
で、小生と他のスタッフ1名が飛行機で帰京。
車のスタッフ、機材は翌日帰ることに。
帰るとすぐに編集。
収録映像だけで約7時間。
それを45分に、2日間で編集する。
徹夜が続く。
もはや狂気の世界。
が、できない、ではすまないのだ。
ON AIRが決まっているから、倒れることも、
過労死することもできない。
地獄のスケジュールをこなさなければ、
もう仕事が来ないのだから。
死ぬ気で編集し、何とかまとめ上げ、試写に、
と出かけていくと、クライアントの都合で、二時間待っててくれ
なんて、平気。
その二時間があれば、布団に入り睡眠をとることができるのに。
若い頃なら、理不尽な要求は断れた。
が、今断れば、大勢の連中に迷惑がかかる。
忍従あるのみ。たとえ脳の血管が切れようと。
まあ、小生のようにたまにCSなんかをやっている人間ならいい。
専業のADなんて、まさに消耗品。
こんなこき使われ方していたら、人間性も失われていく。
あるある大事典のようなでっち上げも起きるのが当然。
録音スタジオに行くと、スタジオの終了時間が
30時とか、34時とか書いてあったりする。
午前6時とか、10時とかに終わるということ。
が、それで終わらないことも。
その現場にいるのは下請けばかり。
これはまだ、民間の放送局だから、ある程度仕方のない部分もある。
ひどいのは役所。
最近は少しはましになってきたが、守屋次官のように賄賂を要求する連中がいた。飯を誘っておきながら、払いは業者が。こんなことはしょっちゅうあった。
最近は個人的な賄賂強要は少なくなったが、組織での賄賂というか、契約にはないことをサービスで要求したりしてくる。例えば、映像であれば、使っていない映像を簡単にまとめて、資料としてくれないか、などの要求。それができないというと、じゃあ、お宅は指名業者から外させてもらう、と来る。仕方なくサービスで作る事に。で、それは結局下請けの下請け、孫請けにやらせるという構造。つまり、現場最下層のフリーター、小生のような連中が受けることに。で、1日仕事になるのに、いただくのは数千円なんて琴に。
これは建設関係でもよくあると聞く。無理な注文でも受け、工期が遅れればペナルティが。ほんとに無茶な世の中。
発注する側と受ける側。
その関係は、決して対等ではない。
なんだかぐじぐじと書いたが、ともかくヤな世の中。
下の人間が虐げられる社会は、何とかしなければならないのだが。
放送局の下請けイジメはひどい。確かに凄まじい。
小生はフリーターで、たまに放送局の下請け制作会社の下請けの仕事も。
原稿を書いたり、現場で演出したり、
映像をまとめたりもする。
キー局はまだいいが、CSなんて、地獄。
ほんとに低賃金なので、それだけで食べてはいけない。
まあ、そのギャラの安さも驚くべきだが、
仕事のハードさ、無茶加減は、
人を人と思っていない。
例えば昨年11月、某CS局の下請け制作会社のロケに立ち会う。
3日間のロケだが、1日目は三浦半島で撮影。
朝から夕陽が落ちるまで。
翌日は神戸でロケのため、
車で東名、名神高速をつっ走り、深夜にビジネスホテルに。
その日収録分は、夜中にパソコンに取り込む。
翌日は早朝から日没まで神戸で撮影し、夜に高知まで行く。
高知の宿でその日収録分をパソコンに取り込み、あら編集にとりかかる。
睡眠時間は連日2時間程度。
翌朝は7時過ぎから日没まで、睡眠不足で朦朧としながら撮影。
撮影終了後、空港そばの食堂で電源を借り、
パソコンにその日の収録映像を取り込む。
で、小生と他のスタッフ1名が飛行機で帰京。
車のスタッフ、機材は翌日帰ることに。
帰るとすぐに編集。
収録映像だけで約7時間。
それを45分に、2日間で編集する。
徹夜が続く。
もはや狂気の世界。
が、できない、ではすまないのだ。
ON AIRが決まっているから、倒れることも、
過労死することもできない。
地獄のスケジュールをこなさなければ、
もう仕事が来ないのだから。
死ぬ気で編集し、何とかまとめ上げ、試写に、
と出かけていくと、クライアントの都合で、二時間待っててくれ
なんて、平気。
その二時間があれば、布団に入り睡眠をとることができるのに。
若い頃なら、理不尽な要求は断れた。
が、今断れば、大勢の連中に迷惑がかかる。
忍従あるのみ。たとえ脳の血管が切れようと。
まあ、小生のようにたまにCSなんかをやっている人間ならいい。
専業のADなんて、まさに消耗品。
こんなこき使われ方していたら、人間性も失われていく。
あるある大事典のようなでっち上げも起きるのが当然。
録音スタジオに行くと、スタジオの終了時間が
30時とか、34時とか書いてあったりする。
午前6時とか、10時とかに終わるということ。
が、それで終わらないことも。
その現場にいるのは下請けばかり。
これはまだ、民間の放送局だから、ある程度仕方のない部分もある。
ひどいのは役所。
最近は少しはましになってきたが、守屋次官のように賄賂を要求する連中がいた。飯を誘っておきながら、払いは業者が。こんなことはしょっちゅうあった。
最近は個人的な賄賂強要は少なくなったが、組織での賄賂というか、契約にはないことをサービスで要求したりしてくる。例えば、映像であれば、使っていない映像を簡単にまとめて、資料としてくれないか、などの要求。それができないというと、じゃあ、お宅は指名業者から外させてもらう、と来る。仕方なくサービスで作る事に。で、それは結局下請けの下請け、孫請けにやらせるという構造。つまり、現場最下層のフリーター、小生のような連中が受けることに。で、1日仕事になるのに、いただくのは数千円なんて琴に。
これは建設関係でもよくあると聞く。無理な注文でも受け、工期が遅れればペナルティが。ほんとに無茶な世の中。
発注する側と受ける側。
その関係は、決して対等ではない。
なんだかぐじぐじと書いたが、ともかくヤな世の中。
下の人間が虐げられる社会は、何とかしなければならないのだが。