ブログ小説 過去の鳥

淡々と進む時間は、真っ青な心を飲み込む

虐待という不幸

2010-03-05 23:00:46 | 巷の噂
「お水を下さい」哀願の声響く 相次ぐ虐待、行政救えず(朝日新聞) - goo ニュース

 哀しい事件が起き、幼い命が消えていく。
 虐待。これは親の心の問題。ふつう、親は、子がかわいい。そう本能的に思う。無条件で可愛いのだ。
 僕には子供が二人。今は成人して、可愛いとは言えないが、幼いころは可愛かった。抱っこし、頬ずりをし、いとおしく思って育てた。これは動物としての本能。ごく普通のこと。
 しかし、時には心に障害があり、可愛いと思えない親が。それは、その親にとっても、きわめて不幸な問題。そんな親は、子供を作るべきではないと思う。
 生まれる子供は親を選べない。本当にせつない話だ。
 で、一方で皇太子夫妻の子が、学習院でいじめに。
 皇族に生まれたという運命。これも難しい問題。今の皇族は、かつての皇族とは違う。権力のない象徴。その家に生まれたことを、不幸というべきか。
 皇族の子女の不登校。なにか象徴的なできごと。
 
 今日はけっこう花粉が飛んでいた。今も鼻に来ている。予防の注射を打っているのだが、効かない。完全には。
 明日は雨のよう。花粉は少ないだろう。