ヨッシーの道楽趣向-別冊-【yoshy's Garage】

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【TOURING ー 冠山峠(クラウンロード)を駆けル♬ ー】

2024-06-05 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

少しまえのこと...
徳山ダムを挟み
岐阜県揖斐川町と
福井県池田町を繋ぐルートは、
以前より国道が寸断され
険しい林道を経由してのみ通り抜け叶う
"酷道(ミッシングリンク区間)"
として知られるルートであったが、
2023年11月19日(日)に
新たに国道417号線は、
冠山峠道路(クラウンロード)
として整備されたので、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2
を走らせてみることにシタ♬

立田大橋を渡り
県道23号線(清流サルスベリ街道)にて
長良川堤を北上シ、
道の駅"クレール平田"に立ち寄る♬
空は薄曇り時折小雨降ル状態ダ...。
am9:00頃から"晴れ"との予報を信じ
先に進むことにした。
<道の駅クレール平田>


心地よく走ること叶う
長良川堤を離れ、
安八町より
国道21号線==国道303号線へと渡り
"徳山ダム"を目指す♬

<道の駅星のふる里ふじはし>
道の駅に立ち寄ってみれば...。
新しい道路を目当てにしてだろう、
想像以上に多くのオートバイが
出入りを繰り返していた。



ここ道の駅"星のふる里ふじはし"は
国道303号線と国道417号線の分岐である
"横山ダム"の袂に位置している。
...この様な装置が展示されていた♬
<日本で最初の国産立軸水車>
大正四(1915)年に
揖斐川電気株式会社(現イビデン)により、
藤橋村西横山の大曽根地内に建設された
西横山発電所の発電機類で、
昭和三十八(1963)年まで稼働していたもの。
当初は
大垣市の摂津紡績大垣工場(後のユニチカ)へ、
電力を供給することが最優先の目的とされた。
以来、
営業面などに変遷のある中で、
昭和三十八年の建設省による
横山ダムの計画にともない
湖底に沈むこととなり、
その役目を終えた。
こうした発電関係の機械類は
外国に頼る他はなく、
この発電機一組も
アメリカの
"ジェネラル・エレクトリック社"
によるものである。
一方水車は、
国産第一号と位置づけられる
電業社(芝浦製作所から水車部門を引き継ぐ)
の製品で、
この形式を立軸単輪半流渦巻フランシス水車
と呼んでいる。
当初はドイツに注文していたものが、
第一次世界大戦のため輸入ができなくなり、
急遽、国産に切り替えなくなったのだが、
注文を受けた電業社も
立軸水車の製造は初めてで、
苦心を重ねた末に完成をみた。
しかし、
この初挑戦への研鑽(けんさん)が
その後の水車製造技術の発展に寄与し、
産業技術史に欠かせぬ
貴重なものと位置づけられている。
---説明看板より

とても貴重なものなのだが、
殆ど見学者は訪れることはなかった...。


道の駅を出て、
横山ダムより国道303号線から
国道417号線へ移り、
徳山ダム(徳山湖/揖斐川上流)に至る♬
<徳山ダム>
2008年に、
日本最大の総貯水容量を誇る
"徳山ダム"が揖斐川町上流に建設された。
徳山ダムは、
中央遮水方ロックフィルダムという種類のダムで、
水を通さない
粘土質の層(中央遮水壁)の両側を砂利ではさみ、
更に外側を岩石で覆っているのが特徴。
貯水量は、
浜名湖の約2倍の6億6,000万立方メートルで、
ダム堤頂の長さは、
新幹線"のぞみ号"の16車両(400メートル)
を超える427メートルである。
---揖斐川町HP(徳山ダム)より

<展望台>
展望台よりダムを見渡してみる♬





ダム建設時に使用された
90tダンプのタイヤが展示されていた♬

漸く天候も回復してきたので、
新設された冠山峠道路(全長7.4Km)を楽しむ♬
"塚宮ヶ原トンネル"を越えしばらく走ると、
今回開通区間である
全長4834mの
冠山トンネルが口を開ける♬
<冠山峠道路開通>
1982年に
国道417号線は国道指定を受けたものの、
"冠山峠区間"は41年間未開通の
分断国道となっていたが、
令和5(2023)年11月19日(日)
冠山トンネルが完成し、
全長7.8Kmの"冠山峠道路"として
岐阜県と福井県を結ぶ
国道417号線が開通した。

<改善効果>
〇延長
整備前:代替林道19.4Km
整備後:冠山峠道路7.8Km
整備効果:11.6Km短縮
〇車両通行規制
整備前
岐阜県側/マイクロバス以上通行不可
福井県側/マイクロバス(要運行許可)
整備後:規制なし(予定)
整備効果:規制解消
〇冬期運行規制
整備前:約200日/年通行不可
整備後:規制なし(予定)
整備効果:冬期通行止め解消
<期待される効果>
〇通行止め区間が解消され
移動距離が86Km、所要時間1時間短縮。
〇通行規制が解消され道路の安全性確保。
〇災害時応援協定が締結されている
鯖江市~大垣市・揖斐川町~池田町が
国道で連結され、
北陸自動車道通行止め時の
代替えルート確保。

美しい"徳山湖"を眺めながら
福井県に抜けル♬
<福井の風景♬>
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2も
頗(すこぶ)る快調で気分爽快♬
真に"越前若水"なる風景ダ。

<アニメキャラ>
某スタジオのアニメキャラに似た
動物のオブジェを発見したので
立ち止まる♬




<とんかつ ゑびす庵>
福井県といえば...
ということで"豚カツ"を
"ゑびす庵"さんにて食ス♬




"豚(トン)ラブ"のお店の
戸口には豚の玩具♬


お店の外観もだが
店内もなかなか個性的♬



メニューも豊富で嬉しい♬
折角なので
"大とろロースかつ定食(中)180g"
を注文。

注文の品が運ばれてくるまで、
店内をみてみると...。
凄い数の調味料が目を引いた。
<ヒマラヤの岩塩とトラ>

<キャベツ用ドレッシング各種>


<調味料の数々>

<甘い冷茶とサルのやかん>


<岩塩の数々>
岩塩を削りながら
"かつ"の揚げ上がりを待つ♬

<"大とろロースかつ"♬>
肉質の良さはもちろんのこと、
低温調理されているのだろう♬
脂っこいはずの
"トンかつ"があっさり感じられ
実に美味いノダ♬ルン



"ソースかつ丼"をとも悩んだのだが、
ライスに辿り付くまえに
諄(くど)くなってしまうので、
ソース味の豚カツは、
専用ソースを別注し楽むことにシタ♬

越前市(武生)といえば...。
NHK大河ドラマ「光る君へ」の舞台でもある。
...ということで、
紫式部に因んだ場所へ足を運ぶことにした。
<NHK大河ドラマ館>
武生中央公園内に建てられた、
光る君へ 越前 大河ドラマ館
"しきぶきぶんミュージアム"♬




平安中期、
貴族文化華やかなる時代に書かれた
「源氏物語」の作者である
"紫式部"を主人公とした、
NHK大河ドラマ"光るキミへ"の
大河ドラマ館だけに、
エントランスの展示物からして
平安の"雅(みやび)"を
感じられる空間広がる♬




大河ドラマ館入場♬


<紫式部特大パネル>
入場して直ぐに目を引くは、
主演/紫式部を演じられている
吉高 由里子さんの特大パネルだ♬

<ご挨拶文>
作:大石 静 氏
音楽:冬野 ユミ 氏
題字:根本 知 氏

<等身大パネル>
吉高 由里子さん/紫式部 役
岸谷 五朗さん/藤原為時 役
大河ドラマ館に来場された際に
お二人は自筆のサインを残される♬

<人物相関図>

<吉高 由里子さんの衣装展示>
ドラマ第2話"めぐりあい"の
裳着(もぎ)の儀式のシーンで
吉高由里子さんが着た衣装が
展示されていた♬
※裳着(もぎ)の儀式
平安朝の宮廷貴族社会で行われた
通過儀礼の一つで、
女子が成人して初めて
衣裳を着ける儀式をいう。


<岸谷 五郎さんの衣装展示>

<まひろが代筆して書いた恋文(木簡)>
第2回"めぐりあい"のシーンで使われた
撮影使用品の木簡。
父(為時)に内緒で行っていた代筆の仕事。
この時代、
庶民にとって紙は貴重品だったため、
紙以外の木簡などにも書いていた。
老若男女さまざまな客の気持ちになって
歌を詠むこの仕事に、
まひろは生きがいを感じるのだった。

半分は撮影用に先生が書いたもので、
残りの半分は
吉高 由里子さんの直筆なのだそうだ...。

撮影四方山話し...。
左利きの吉高さんは、
撮影時に
右手で文字を書くことに
苦労をされていたそうだ。

<大河ドラマ館の天井には...>
越前和紙に描かれた
"源氏物語"が吊されていた♬
※越前和紙
越前和紙とは
福井県越前市でつくられてきた和紙。
岐阜県の美濃和紙、
高知県の土佐和紙とならび、
日本三大和紙に数えられる。


<想像庵/アート作品>
想像庵は、
紫式部が越前で体感したイマジネーションを
現代のAI技術で表現した、
五感で感じる拡張世界への旅。
鏡を用いた空間演出とAI生成映像で
紫式部の心の中や頭の中をリアルとバーチャル、
過去と現代を行き来するような疑似体験ができる。









<公園内でひと休み>
武生中央公園に隣接した
スタバでひと休み♬


<紫式部公園>
中央公園より南に数キロに位置する
"紫式部公園"にも足を運ぶ♬

紫式部が歌にも詠んだ
霊峰・日野山を借景に池や築山などを記し、
寝殿造園を再現した公園。
<釣殿>
寝殿造の邸宅において、
中門廊(ちゅうもんろう)の先端に、
池に臨んでつくられた建物。
周囲を吹放ちにした瀟洒(しょうしゃ)なもので、
納涼・供宴に用いられた。
池に釣り下ろしたような建物であるため、
この名があるという。
また、
遊興としてここで鯉(こい)、
鮒(ふな)をとることもあったという。









<紫式部像>


紫式部の見つめるさきには...。
霊峰・日野山が聳えている♬


庭園越しに
"日野山"を望む風景が実に美しい♬

釣殿に置いてあった
文台(ぶんだい)には
紫式部が越前の地で詠んだ歌が
置かれていた♬
"ここにかく 日野の杉むら 埋む雪
小塩の松に けふやまがへる"
※現代語訳
日野山の杉の木を
埋めるように降る雪
京の小塩山の松にも
今日は雪が降り乱れているでしょうか

<歌碑>

<紫ゆかりの館>
公園に隣接する、
紫式部と越前国府の資料館。
館内は"出逢いの庭""はじまりの縁"
"紫式部の間""催しの間""しるべの間"
で構成され、
紫式部が越前で過ごした日々や、
"源氏物語"を書くまでの心境の変化を、
絵巻風映像や展示で体感できる。
ーーーパンフレットより
偶然に季節が重り合ったのだが、
紫ゆかり館の周辺には、
シラン(紫蘭)が咲き乱れていた♬




<紫式部の間>
ー紫式部和紙人形ー
作:日本民俗衣裳源流会
代表 三田村まつえ
国の伝統的工芸品である越前和紙で、
紫式部の宮中における装束だった
唐衣裳装束(からぎぬもしょうぞく)
が再現される。
簾越しの逢瀬が主流であった
平安当時の雰囲気を楽しむこと叶う♬

<下向行列/和紙人形>
京の都から越前国へと移動する、
紫式部と父・藤原為時の
下向(げこう)行列を再現した
模型人形。


几帳風グラフィックや
絵巻物風映像で、
紫式部の生涯や心模様をたどりる♬




紫ゆかり館より
国道8号線を辿り
"敦賀赤レンガ倉庫"へ向かう♬
<敦賀赤レンガ倉庫>

敦賀赤レンガ倉庫といえば...♬
<国鉄車両/キハ28 3019>


<ダイノベンチ/恐竜博士(3代目)>



恐竜博士は...
足下もお洒落♬

博士の見つめるさきのバス亭には...。
松本零士先生の作品である
"銀河鉄道999"の絵が描かれていた♬

<敦賀鉄道資料館(旧敦賀港駅舎)>
敦賀港は古代より
大陸に開かれた玄関口として
重要な役割を果たしてきた。
明治2(1869)年、
日本初の鉄道となる4路線の一つとして、
京都⇔敦賀間の鉄道建設が決定され、
明治15(1882)年に
日本海側初の線路が敦賀に敷かれた。
その後、
明治45(1912)年に
欧亜国際連絡列車の運行が始まり、
新橋(東京)⇔金ケ崎(敦賀)間を
直通列車が走り、
敦賀港から連絡船で
ウラジオストク(ロシア)へ、
そこからシベリア鉄道で
パリ(フランス)まで行くという
路線が確立された。
さらに、
昭和32(1957)年には
日本初となる本格的交流電化が完成し、
昭和37(1962)年には当時、
世界第5位の長さを有する
北陸トンネルが開通した。
このように、
敦賀は"港と鉄道"と共に
歩んできた街なのです。
---敦賀鉄道資料館HPより











<命のビザ(原寸大写真)>
第二次世界大戦中、
リトアニア・カウナス日本領事館の
"杉原 千畝領事代理"によって、
ナチス・ドイツの迫害から逃れる
ユダヤ人難民に発給された
日本通過ビザをいいます。
<外交官・諸外国の正義の人々(切手)>
1998年4月27日
イスラエル政府により発行。
命がけでユダヤ人を救った
世界の外交官5人が描かれる。
背景に日本領事館前のユダヤ人と
杉原ビザの写真が用いられている。


<3Dアート>
写真をある角度で撮影すると...
SLが飛び出るという趣向ダ♬

<イケメンキャラ>
よく分からないキャラだが、
多くの人が記念写真を
撮影していたので
私も撮影してみたゾ♬

冠山峠道路を抜けル
ツーリングも、
あとは帰路を残すのみとなる...。

敦賀港(福井県)==国道8号線==長浜市(滋賀県)
国道365号線==関ヶ原に抜け、
大垣市(岐阜県)==長良川堤(清流サルスベリ街道)
立田大橋を渡り==名古屋市内に入り
ツーリングを終えた♬

冠山峠道路ルート...
岐阜県から福井県に限らず
海側(日本海)へでて、
北を目指すというのも楽しい
ルートになるだろう♪
機会があれば、
また愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
駆り出そうと思う♬

【関連資料】
【とんかつ ゑび庵】ー食べログ
【かいまみる紫式部】ー宇治市・越前市・大津市 観光ポータルサイト
【紫ゆかりの館】ー公式HP
【敦賀赤レンガ倉庫】ー公式HP
【敦賀港鉄道資料館】ー敦賀観光協会

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪


ヨッシーは走ることで日本を応援しています







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