【Otherwiseｰ "If you wish, your dreams will come true"ｰ】

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管理人のヨッシーです。

Wayne Raineyが
英国のモータースポーツフェスティバルである
"グッドウッド･フェスティバル･オブ･スピード"で
1992年型のYZR500(0WE0)を駆るという...。
この車輌である0WE0は、
氏がレースキャリアで
最後にWGPチャンピオンを獲得した時のものである。
1993 WGP Round10 British GP(Donington Park)
2014 RACERS Volume24 掲載写真 

ご存知の方も多いとは思うが、
Wayne Raineyは、
1993年9月5日ｰWGP Round12 Italian GP(Misano)
のレース中の転倒による怪我で
レーサーとしてのキャリアを終えた。
3年連続チャンピオンを獲得し
4年連続チャンピオン獲得に向け
チャージをしていた最中(さなか)の
痛ましい事故であった...。
当時TV放送で転倒シーンを見ていたが
とてもキャリアを終えてしまう様な
転倒ではなかった様に私には見えた...。
しかし、
現実は彼から"レーサー人生"...
いや、オートバイに乗るという人生をも
奪ってゆくものであった。
翌年’94年に車いすに乗り
Marlboro YAMAHAｰTeam Raineyの
監督としてレース場に現れた姿は
とても痛々しいものであったが、
氏の"こころの強さ(強い精神力)"の様なものを
感じたことを今もはっきりと覚えている。
もちろん氏の業界復帰の裏には
Kenny Roberts氏の
想いもあったのであろうが...。
...あれから数十年の後、
Wayne Raineyが再び
オートバイに乗り私達の前を走ったのが
"2019 Suzuka Sound of Engine"での
ことだった。
※青木三兄弟の提唱する
"車いすだって、バイクに乗れるんだ！
夢をあきらめることなんてないんだ！"
サイドスタンドプロジェクト(SSP)運動が
発端であった。
SSPの詳細は下記のリンクでご覧下さい。
ウェイン･レイニー 26年ぶりのバイク走行！
2日目 ケニーロバーツ エディローソン 青木琢磨 と共に！
2019 Suzuka Sound of Engine Day2 より

この時はYAMAHAの市販車輌を
Marlboro風に塗装したものであった。
これでも障害を負った氏にとっては
素晴らしいものであったに違いはないが...。
今回のイベント
"グッドウッド･フェスティバル･オブ･スピード"では
YZR500なのである♬
Wayne RaineyがMarlboroColorのYZR500に乗る。
(MarlboroのロゴはYAMAHAに変えられているが)
これほどファンにとって感動することはないだろうが、
一番感動したのは誰でもなく本人であろうし、
これまで氏をサポートしてきた人達なのではなかろうか。
...ありがとうWayne Rainey♬
...ありがとうSupporter♬
心震えるほど
素晴らしいライディングでした。
Paraplegic Wayne Rainey's emotional
return to motorcycle Grand Prix bike
with Kenny Roberts

怪我や病気等々で
オートバイに乗れなくなった方が
再びオートバイに乗り走るという行為が
良いことなのかは、
オートバイに自由に乗ることができる
私には分からないことだ。
彼らがオートバイをライディングすることに対する
想い(情熱)というものは
当事者のみ知る(分かる)ことが出来る
ものなのであろう。
...ただ、
オートバイに
"乗りたい""乗ってみたい"という人達が
そこに居るので在れば、
その願いを叶える為のサポートをすることは
とても素晴らしいことであろうと私は思う。
"If you wish, your dreams will come true"
(願えば夢叶う)
誰しもが誰かからのサポートなしでは
生きてゆけないものなのだから...。

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪

【関連資料】
【SSP】ｰSide Stand Project 公式HPｰ

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【サイドスタンドプロジェクト"Takuma Rides Again"】＜2019年7月3日更新＞


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