少し遅くなりましたが、福井国体ロードの報告を。
トラック競技を終えて舞台はロードへ。
戦いの場は福井県大野市。
周りを山が囲む田舎町だが、今回コースの概要を全く知らずに大野市入り。
スタート地点に掲示されていたコース図。
城下町をスタートし、パレード走行の後、本格的にスタートが切られるようで、しばらく市街地を走り周回コースに入る。
なんじゃ!この周回コースは。。。
ヒルクライムレースか?・・・
この周回コースを本来は6周回する予定だったが、雨のため短縮され5周回へと変更になり距離も100kmを切って93kmほどとなった。
この1周が無くなるのはレースに大きな影響を与えそうだと思った。。
雨の中、午前8時にレースはスタート。昨年のえひめ国体では啓吾が優勝、大樹が3位にと京都が1位、3位に入ったので、最前列からのスタート。
今回は1周の距離が長く、レース距離も短いのでスタートを見送り周回部分の登り口まで行くシャトルバスに乗ろうと乗車場所まで行くと既に多くの人が並んで乗り込んでおり、1回目のバスを見送って2回目のバスで登り口の応援ポイントへ。
シャトルバスの中ではスマホでライブ中継を観る人々から実況が聞こえてきて、大樹のゼッケン番号も頻繁に聞こえる。
どうやら序盤から動いているようだ。
後で本院から聞いたところによると大樹と、啓吾で交互にアタックをかける攻撃に出ていたようだ。
オヤジ達が登り口に到着した頃には、7〜8名の逃げが出来ておりその中には啓吾が入っており、30秒ほど後ろのメイン集団で大樹が走っていた。
雨はそんなに激しくはなくポツポツと降る感じで、レースは既に3周目に入っている。
そして4周目に入って、ダラダラとした上り坂を登ってきた時には逃げていた集団は吸収され一人が少し飛び出し、それを追う形で和歌山の岡本選手が先頭を索いているので、スピードは上がり、メイン集団から数名が分裂しそうな感じで集団は縦に伸びて登って行った。
大樹はその分裂しそうな集団の少し後ろを走っている。
「もうちょっと前おらな強烈な逃げグループが出来るで・・・」と心配していると、
やはり、最終周回を登って来たのは岡本君や空君が入った6名の逃げグループ!
名集団とは1分半ほどタイムギャップをつけている。
これは決まったな・・・
と、そう思いながらもメイン集団を走る大樹を応援してシャトルバスへ。
またまたシャトルバスが満員で1本逃したため、もうゴールには間に合わない・・・
バスの中で、スマホの中断を観る。
協調していた逃げグループの6名も残り距離が短くなってくると駆け引きが始まり、なかなか面白かった。
結局、奈良県が勝った様だが、みんないつものジャージではなく、都道府県のジャージなので誰が誰だか分からない・・・
結局、序盤は攻撃していたものの勝ちが決まる最後の逃げには乗れなかった大樹と啓吾の京都勢二人はメイン集団で10位、11位と仲良くフィニッシュ。。
トラック競技も団抜きこそ2位に入ったもののその後の個人種目はポイントに出た啓吾もスクラッチに出た大樹も入賞を逃し、今年の京都は順位を大きく落としたのでした。。
まあ、しかし怪我もなくみんな無事に国体を終えて良かったね。
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