「UMAハンター馬子 完全版２」読了

引き続き「UMAハンター馬子　完全版２」を読了です。
雪男、グロブスター、チュパカブラ、クラーケン―UMA(未知生物)を追う蘇我家馬子と弟子イルカの旅は続いた。
しかしイルカは、馬子がUMAに寄せる痛切なまでの共感の情に気づいていく。
いっぽう、世界の終わり“ヨミカヘリ”の刻が迫るなか、山野千太郎のUMA探索も熾烈さを極めていた。
朗々と響きわたる“おんびき祭文”とともに、世界の命運を懸けた最後の闘いが始まる…。

「恐怖の超猿人(後編)」「水中からの挑戦」「闇に光る目」「ダークゾーン」「史上最大の侵略」の５編からなり、「ダークゾーン」と「史上最大の侵略」は書き下ろしの完結編になります。
実に面白かった。
かなりの分厚さの文庫本を一気読みでした。
馬子の秘密が明らかになり、最後は大怪獣スペクタクルとなり、何はともあれ目出度く大団円です。
かなり刺激が強い描写もありますが、文句なしの娯楽作品です。