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警視庁忌戸部署に、アメリカから美しき警部がやってきた。
凛々しい総髪に、宝石のような碧眼。
あまりに優秀だったため、在籍していたロス市警が、長年手放さなかったという。
名はベニー芳垣。
裏の顔はなんと凄腕の陰陽師。
しかし、彼が相棒に選んだのは、鬼丸という署内で最もさえない刑事だった。
一体なぜ!?そんな中、人間の仕業とは思えない眼球が左右逆にはめ込まれた死体が発見され…!?
“異形”コンビが奇怪な事件の真相を追う!
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シリーズの第一作目である。
鬼と陰陽師の相棒ものという、リアリティなんか糞食らえって小説である。
だから楽しく読めれば良いわけで、氏はしっかり楽しませてもらった。
二人のやりとりも楽しいし、夜には普通に妖怪が存在している。
二作目も読みましょう。
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