はじめまして。
歴史好きのヨッシーです。
ふたりの大学生の息子がいる主婦です。
このブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
かなりマニアックなブログになりそうですが、興味を持っていただければ幸いです。
さて、
2012年2月末の国内の完全失業率は4.6%
(2012年総務省「労働力調査」)となり、
正社員の有効求人倍率も0.71%という厳しい雇用状況が続いています。
その反面、日本に居住し、日本国内で就職する外国人は年々増加しています。
厚生労働省の発表によると、2011年10月末の外国人労働者数は68.6万人と
前年同期比5.6%増です。
東日本大震災後の不品不足や節電、原発事故などの影響で一時的に外国人労働者が減少した
ようですが、その後(意外にも)労働者数が回復しています。
今や外国人労働者が様々な日本国内の企業で重用されています。
特に、正規雇用の技術者に増加の傾向が見られます。
彼らのパワフルで積極的な働き方は、日本人が見習うべきモデルでもあります。
外国人が日本で働く、というのは、いつごろからだったのでしょうか?
長い間鎖国していた日本では、外国人は特異な存在だったと思います。
今から150年ほど前、明治政府は日本の近代化(文明開化)を
図るため、多くの欧米人の専門家を日本に招き、
その技術や学問を積極的に学びました。
なんと、1898年までに、イギリスから鉄道開発、電信、公共土木事業、
建築、海軍制、などの専門家、6177人、
アメリカから外交、学校制度、近代農事事業・牧畜、北海道開拓などの
専門家、2764人、フランスから陸軍制や法律家、619人、
イタリアからは主に絵画や彫刻といった芸術45人、合計で1万人以上の
外国人専門家が日本を訪れているのです。
彼らは当時「御雇い外国人」と呼ばれていました。
また、多くのキリスト教の宣教師もキリスト教の解禁とともに
日本にやってました。
このブログでは『御雇い外国人』と呼ばれる彼らにスポットを当てたいと思います。
これから少しずつ記事を書いていきます。
どうぞ、広い範囲でご意見をお寄せくださるようお願いいたします。
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