成城ガゼータ

やせっぽちガゼータ氏のおしゃべり人生

園芸家12ヶ月チャペックのごとく

2010-06-11 11:02:44 | Weblog
アガパンサスが4鉢ある。

冬枯れのときには日当たりはいいけど
奥まった静かな塀際にひっそりと置かれていて
すっかり葉も枯れてしまうと
一体この鉢には何があった?
そんな感じで少し家人から忘れ去られ状態だった。

春になり初夏になり
アガパンサスに新しい葉といつしかつぼみもついた。
去年より花数が多いみたい。

鉢のまわりにはドクダミの白い花が無数に咲いて
アガパンサスの鉢をほぼ隠している。

家の中からアガパンサスの花を愛でようと
鉢の移動をした。

植物は裏切らない。うれしいじゃないか。
などと言いながら
養生が必要な鉢を
アガパンサスがあった場所に動かした。

中腰になりながら
重たい鉢をひきずりながら
他の植木を倒さないように
奇妙な歩幅で
後ろ向きに少し前進するも
ユリのつぼみにお尻がぶつかり
再び後退

頭上の枝に首筋をひっかかれ
おかしな姿勢、無理な体形で一仕事

カレル・チャッペクの「園芸家12ヶ月」は
我家の永遠のベストセラー、永久保存本だが
本当に園芸家は1年中忙しくて
素人園芸家でも頭の中では
次にしなくてはならない作業を
くるくると考えているのだ。

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