成城ガゼータ

やせっぽちガゼータ氏のおしゃべり人生

ウルトラマン商店街で入りたくても足を踏み込められなかった本屋でついに買物をする

2011-04-05 17:26:08 | Weblog
祖師谷大蔵ウルトラマン商店街の本屋でタイトルに惹かれ「茗荷谷の猫」を買った。それと「へうげもの」10、11、12巻。

地震後節電と言いながらテレビは付けっ放しで、どうにも生活が落着かず本も読みかけたままで、そろそろ日常ペースに戻さねば、本も続きを読まねばと…。
あちこちに置かれた本を見ては「光陰矢のごとし」…ソフトバンクお父さん犬の叱り声で「青春は待ってくれないぞ」…と溜息。
どの本から再開しようか。「茗荷谷の猫」の方が読みやすそうだからこちらからいこうか。

ウルトラマン商店街入り口近くの立派な店名を持つその本屋は一旦店内に足を入れれば、たちまちにしてどこか違う世界に吸い込まれそうな雰囲気で今まで店の前は通っても入らなかった。

この日、ついに何かに誘われるように入ってしまったら、見たとおり中は狭くて薄暗くて(地震の前から薄暗かったように思う)、古本屋のようで、でも新刊書本屋だった。
本の陳列の仕方は別に売れなくてもいいやい、という孤高(?)さ。だから店内も雑然としていてベストセラーがある訳ではなし、置いてある本の数も少なく、と言って店主の主義好みを感ずるわけではなし、よくわからない。雑誌がこれもぺたぺたと平積みにされている。

ただすごいのは書籍とは反対側の棚には店主のコレクションらしきウルトラマン人形やヒーローなどがたくさん並んでいることだ。人形たちはずっとずっと前からそにに居て、売り本のためにその場所を明け渡す心配などないような様子でいる。
変な本屋だけれども商店街に一軒くらい、こんな店があってもいいんじゃない?


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