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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST 第五十四話「烈火の先に」

2010-04-25 | 感想・二次創作──鋼の錬金術師
最近は、サザエさんでもなく、NHK大河ドラマでもなく、ハガレンのEDを聞くと、ああ明日は月曜なんだな、となぜか虚しくなってしまう管理人です。
鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST の気まぐれレヴューの時間がやってきました。
第五十四話「烈火の先に」

前回の緊迫のラストから一転、あっさり片がついてしまった対エンヴィー戦。大佐に化けた奴さんを誘き出すホークアイ中尉の台詞がいいですね(笑)そして、憎悪の権化と化したマスタング大佐の恐いこと、恐いこと。復讐をなす寸前に止めに入ったのは、エドワードとスカー。
この三人、いや中尉をくわえて四人は、イシュバールの殲滅作戦をめぐって因縁があります。とくにスカーは。しかし、スカーが諭したからこそ、マスタングは血で血を洗う鬼畜生の道には堕ちない。エンヴィーの台詞ではないですが、「あんたら、いつのまにそんな関係だったのか?!」と目を剥きたくなります。

これまで、さんざんたいがいなことをしでかしてくれたエンヴィーも、年貢の納めどき。たしかにあの惨めったらしい最期、彼にはふさわしいといえるかもしれませんね。彼はちょくちょく人間に化けていたけれども、ひょっとしたら人間に憧れていたのかも。

後半は、軍本部での内戦。筋肉少佐のふんばりが利いて、スロウス戦も勝機がみえてきたかも。
指揮権をとる幹部たちを阻むのは、ブリッグズ軍とそして、お久しぶりの助っ人。ヒントは足もとのサンダル。お家芸の吐血がなくなったのは、寂しいけれども。



ところでDVD特典映像の過去話から察するに、イズミ師匠とオリヴィエ姐さんは顔見知りのようですね。
意外な人が、奇妙に出会い、奇妙に繋がっている。これも「人の間」だからこそなせるわざ。羨ましいか、ホムンクルス。

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