【真冬の朱】
夏の日の下では
その花もその葉も
ぬれたよに
つややかで
あでやかで
☆.。.:*・°☆.。.:*・°
枯れ果てて
朽ちてゆく秋を経て
ベゴニアは
真冬に朱を添える
かさついたプランターの中に
いまも大きく 赤くにじむ朱
節分の暗い空に
まだ星も見えない日に
夕暮れにさびしくて
空の星を探す目に
冬の朱が にじんでひろがった・・・
母が慈しんだベゴニアのはち、
今も私と共にいる
(by www.cha16)
====



あまり好きにはなれなかったのに


===
2月という月は 踏みとどまる、そんな月にした
春を待ちかねて縮んでばかりはいられない
彼らを見るにつけ、いいなぁと思う
朝陽を浴びる、大事な儀式のようだ
一番自分の好きな場所で
朝の儀式をはじめることにかけている




