肺がん余命宣告されてからの日々

母が肺がんになり余命を宣告された日からぼちぼちと記して行きたいと思います。

父の思い。

2012-02-07 19:19:00 | ホスピス

今日の雨は凄かったです。
旦那が車で送ってくれました。

母が変わらず頑張ってくれています。

父はいつも母に語りかけます。
○ちゃん、起きなさいよ、寝すぎだよ、散歩でも行こう。
春になるよ、つくし取に行くよ、ヨモギも取らなきゃ、タラの目もふきのとうも。
誕生日のお寿司も作るよ、栗も取るし1年中忙しいんだよ。
一緒にご飯食べようよ、一人じゃ美味しく無いよ、話しようよ、パパは一人ぼっちだよ。

生きていてさえくれれば良いよ、なんて生きてる人が言う言葉なんだろうね。
でも生きていて欲しいよと。
まだ心の準備が出来ないよ、○ちゃんはパパの為に待ってて頑張ってくれてるんだねと。

まだ母が話をしていた頃に父が家に帰る時にママのベットで寝るんだよと言っていましたが
父は以前と同様に自分の布団をベットの横に敷いています。
母が使っていたベットは母が帰ってくるから使わないでいるのでしょうか。
今日、兄から布団を敷いて寝ていると聞いて初めて知りました。
父の気持ちは私が考えている物よりずっと深い深いものだったんです。

何事も無く過ごせますように。