案の定バジルが茂りすぎて、葉が傷み始めた。
虫が食ったような形跡もある。
できれば全部摘み取り保存したほうがいいだろう。
とりあえず30枚ほどの葉を摘み水洗いして冷蔵保存。
それでもまだプランターには大量に残っている。
水洗いしてよく水気を拭き取り、湿らせたキッチンペーパーに挟んで冷蔵庫で保存。
全部摘んでジェノベーゼソースを作りたいところだが、
ウチにはフードプロセッサーとかミキサーがない。
摺鉢で潰してもいいだろうがウチの摺鉢は小さい。
時間がかかり過ぎて葉が劣化するおそれがある。
普通はミキサーでバジルと松の実を潰したあと、
粉チーズと塩を入れ、オリーブオイルを注ぎ完成というところだが、
粉チーズもオリーブオイルも切らしている。
あるシェフのレシピを読むと、
オリーブオイルは香りが強くバジルの香りを殺してしまう。
代わりに太白胡麻油を使うのがよろしいとのこと。
マルホンは享保10年創業か。
太白胡麻油かよ、高いもの使うんやなあ。
ウチでは買えん。松の実も高いしなあ。
オリーブオイルでさえ安物の偽物くさいものを買っている。
これでは市販のジェノベーゼソースを買った方が安くつく。
これで500円ほどである。
いや、高いとか安いとかの問題ではなく、
ベランダの大量のバジルをどうするか、というハナシであった。
ビンボー人はすぐ値段のハナシになってイカンな。
ビンボーはいいけどビンボー臭いのはイカンというのは母親の口癖だった。
しかし、どうしたもんか。
ワタシの悩みも知らずに、
ベランダでは新たにルッコラが4日で発芽。
これもまた大量に育っている。
なにごとも【過ぎたるは猶及ばざるが如し】。
ほどほどにせにゃあかん。
