今日は朝から2回、猛烈な雨が降りました。今はやんでいます。
先日から近所のモッコクの花が気になって、何枚も写真を撮ったので載せてみます。
モッコク (ツバキ科 モッコク属) 常緑樹 関東地方以西の本州原産
主に太平洋岸の林に自生する。ある程度大きくなると剪定せずに放任しても樹形を整えやすいこと、樹齢を経るに従って樹姿に風格が出ることから、「庭木の王」とされる。「江戸五木」の一つに数えられ、江戸時代の庭造りでは重要視された。(江戸五木はほかにマキ、アカマツ、カヤ、イトヒバ)
6月26日 蕾が付いているのに気付きました。
近所の古い地域で一番の名家のお庭です。モッコクの木の枝ぶりが立派です。
その家のご主人がいらしたので、「これはモッコクですよね。どのくらい経っていますか?」と聞いてみました。
「私が子供の頃からこのくらい大きかったですよ。私の祖父が植えたかもしれないから、100年以上は経ってますね。花が散って大変なんですよ。」
ということでした。
7月1日 まだ殆ど蕾ですが、咲いている花もあります。
花の直径は1cm位。下向きに咲いています。
別のお宅でもモッコクの木を見つけました。蕾がびっしり。
これも又大きくて、見事な木です。こちらも大邸宅。
7月2日
かなり咲いています。高い所なので上手く撮れません。
こんなに蕾があるのに、散っている花もあったので拾って来ました。
紙に並べて遊んじゃいました。不思議な香りがします。
秋には赤い実が生ります。(2017年 10/14)
これは上に載せた2本の木とは違う株です。モッコクは雌雄異株です。
上の2本に実が生っているのを見たことがありません。2本とも雄株なんですね。雌蕊が見えません。
この実の生る木を見に行きましたが、もう花が殆ど散って雨でくしゃくしゃになっていて、両性花が確認できませんでした。
これで来年の課題が出来ました。
長々と失礼致しました。