さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

近所で見た花③ (ブラシノキ、スイセンノウ、カルミア、シモツケ、エゴノキなど)

2020-05-31 19:55:18 | みんなの花図鑑

今回も近所で見た花の続きです。

珍しい花はありませんが、最後のエゴノキの話を読んで 頂きたいのです。

 

    

ブラシノキ (フトモモ科 ブラシノキ属) オーストラリア原産の常緑小高木 

学名の「カリステモン」はギリシャ語で「美しい雄蕊」という意味。

穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ。 

     

うちにもありますが、うちの花より赤くて綺麗です。

 

スイセンノウ (ナデシコ科 センノウ属) 南欧原産

全体に白色の綿毛を布き、ビロード状の触感がある。別名フランネルソウ。

             

 

  

カルミア (ツツジ科 カルミア属) 北アメリカおよびキューバ原産の常緑の低木

酸性の土壌で生育する。

蕾が金平糖みたいで可愛いです。

      

 

   

シモツケ (バラ科 シモツケ属) 朝鮮半島、中国に分布する落葉低木

和名は下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)にちなむ。

        

 雄蕊が長くて綺麗です。

 

  

ライスフラワー (キク科 オゾタムマス属) オーストラリア北東部原産

小さな蕾の期間が長く、米粒のように見える。
 

      

ネットから咲いた状態の画像をお借りしました。↓

               

 

  

エゴノキ(エゴノキ科 エゴノキ属) 日本全国の雑木林に見られる落葉小高木

「5月頃、横枝から出た小枝の先端に房状に白い花を下向きに多数つけ、芳香がある。花冠は5片に深く裂けるが大きくは開かずややつぼみ加減で咲き、雄しべは10本。品種により淡紅色の花をつける。 
果実は長さ2cmほどの楕円形で、大きい種子を1個含む。熟すと果皮は不規則に破れて種子が露出する。 果皮に有毒なエゴサポニンを多く含む。ピーク時には果実にも同量のサポニンを蓄えるが、11月を過ぎると急激に減少する。」

満開の時期に天気が悪くて行かれず、やっと晴れた24日に見にいったら、もうかなり散っていました。

      

「緻密で粘り気のある材を、将棋のこまや和傘のロクロなど素材とする。」

和傘のロクロって何? 調べたら、「和傘の頭と、柄の途中の開閉時に上下する場所」のことだそうです。

ネットから画像をお借りしました。

           

ここの部品は、金属でもプラスチックでも他の木材でもなくて、エゴノキでないと駄目で、現在ろくろを作っているのは日本でただ一軒、岐阜の木工所の2名の職人さんしかいないそうです。

可愛い花としか思っていなかったエゴノキの木材が、このように利用されているとは知りませんでした。

今は和傘なんて使わないから、よく見たことも無かったです。

皆さんはご存じでしたでしょうか?