スポーツをしていると、調子の良い時と悪い時が必ずある。でも、その波が上級者になると、振れ幅が小さいと感じる。どんなに調子が悪くても、ある程度のレベル以下には下がらないということだ。これはトーナメント戦を戦うのには必須なことであると思う。「この試合は調子が出なかったから…。」と言っても後の祭りだ。常に自分のプレーを客観的に見て、調子が悪いなりに調整することができる選手を目指してもらいたいものだ。
全国大会で活躍した選手たちに共通すること。それは、チームの練習以外で自分で考えた努力をしていることだ。早朝にランニングをしたり、時間のあるときに縄跳びをしたりなど、誰が見ていなくても黙々と行う選手。そういう選手が結果を残している。強い選手ほどそうした努力をし、普通の選手は何もしない。それでは、差が開くのは当然ではないか。
どちらの道を選ぶかは、選手自身の選択だ。
今日の練習のときに、ミニ国体のお手伝いのお願いをした。そうしたところ、何人もの方が嫌な顔ひとつせず協力するとのお返事をいただいた。自分の子どもに関係無い試合に対して協力いただけること本当にありがたく思う。
最近、チームの雰囲気がとても良いが、こうした保護者の方々に支えられているのだと実感した瞬間だった。
最近、結構、「バドミントンをやらせたいのだけど、チームを紹介してほしい」という電話が来る。

どこで番号を知るのだろうとまず不思議に思う。
そして、基本的に紹介はしないことにしているが、学校名をお聞きし、近くのジュニアチームについてご指名の問い合わせがあったときには紹介はしている(本来はやらないのだけど…)。
ただ、問い合わせがきたときには、こういうことを必ず伝えるようにしている。
「チームによって雰囲気や目的が違いますよ」と。
チームに入ったのは良いが、結局、後に移籍するのではもったいないと思う。
問い合わせをいただく方へ。
今はネットで戦績などの情報が調べられる時代。ご自分のお子さんに合ったチームを調べてからどうするかを考えるのが良いかと思います。

ちなみにうちのチームは、最終的には全国大会で勝つことを目的にしている。でも、急に強くなるとはもちろん考えてはいない。
一歩一歩でもそれに向かって努力できるお子さん。ぜひ、お待ちしています!
昨日、県選手権大会が行われた。

新6年生以下多くのメンバーが試合に参加した。
その結果。
思っていたより、多くの選手が活躍できたように思う。
入ってまだ1年も経たない子たちが勝利する姿。すばらしい。
上位入賞を目指していた子たちも、勝てるところまでは確実に勝ち上がっていた。
その中でも6年女子はみんな頑張っていたと思う。のびのびとプレーをする姿から、成長を強く感じた。
少し残念だった部門はあったが、「負け」は「勝ち」に繋がるステップと捉えて、また、前向きに練習に取り組んで欲しい。

また、いろんな試合を見ていて思ったこと。
チーム内戦の強さと、公式戦の強さは同じではないということ。同じチーム同士の対戦になると、いつもやっているだけにお互いの球筋を覚えてしまう。すると、何となく強さの順列ができてしまう。
でも、公式戦に出て他のチームの選手と戦うと、本当の強さが発揮できる。
これは前々から実感として感じていたことだ。チーム内にライバルがいる場合には、普段から何かしらの工夫が必要だと思う(わざとプレースタイルを変えて戦うなど)。
まあ、チーム内でもチーム外でも圧倒的な強さで勝てないことには、大きな大会で活躍するのは難しいのだけどね。