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トリマー建築家レポート

トリマーで建築家。2つの視点から見える世界を案内します!

福島第二シェルターの猫シェルター見学

2012-07-09 22:30:29 | 
福島第二シェルターで犬シェルターのお掃除・お散歩ボランティアを終えた後、
猫シェルターの見学をさせてもらいました。

前回の犬シェルターのボランティアについてのお話はこちら>>>

犬シェルターと同じく、通路の両側に各猫のスペースが並んでいます。

一つの通路に片側11列くらい並んでいました。
廊下は2つなので、11列×4列くらいですが、一部は、作り付けのスペースではなくケージが置かれていたり、未使用のケージが置かれているスペースもあったりと、全部で何匹いるのかは判りませんでした。


通路に入ったとたん、みんな「ニャ~、ニャ~」と撫でてほしいと寄ってきます。


長毛種もちらほら。


ひとつのスペースは、上下に扉があります。
中にはステップがあり垂直方向に運動ができるようになっています。

でも、意外と太目の猫が目に付いたので、運動不足なのかもしれません。

通路には、猫草やお手製の穴のあいた段ボール箱などが置かれていて、
ときどき出して遊んでもらっているみたいです。

この猫は、犬シェルターの県内からのボランティアさんに遊んでもらいました。

猫シェルターの猫のお世話は、専属の方がいるようです。
私がボランティアに訪れたその日は、猫シェルターへの振り分けはありませんでした。

どの猫も飼い主さんが判明していて、見た目もキレイ。

犬シェルターに小型犬が2頭だけだったので、
中型・大型犬と避難先で暮らすのは難しいのだろうと思っていたのですが、
小さな猫もこれだけたくさんいるということは、
大きさにかかわらずペットと暮らせる環境にないのでしょうか。

1年4か月経った今、

福島第二シェルターの犬と猫達に会って、
その先にいる飼い主さんである被災した方々の状況が改善していないという深刻な事実を目の当りにした気がしました。
いつか迎えに行こうという希望から、譲渡というあきらめに変わったのであれば、ほんとうに悲しい。
未だに目途が立たない残酷な日々。

猫は元気に見えたけれど、

やっぱり、はやく飼い主さんの元へ返してあげたい。







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