2013年3月下旬、福島第二シェルターへ、犬猫のお掃除・お世話ボランティアの為に、訪れました。
年末に、捕獲が行われたので、
猫は一時300匹程度いたそうですが、譲渡が進み、200匹程度になっていました。
犬は、捕獲がほとんどできなかったそうですが、譲渡が進み、50頭程度だそうです。
昨年、増築されたプレハブの猫舎でお掃除しました。
ひと部屋は25匹くらいいるでしょうか?
ひとつのプレハブに4部屋あります。
もともとあった本館の猫のスペースは、上下に移動できるのですが、
きっと、このケージでは運動不足でしょう。
お掃除していると、スリスリして来たり、猫パンチしてくる猫もいます。
まだ、人慣れしてない猫が多いそうです。
1歳、2歳の、震災後に生まれたであろう猫もいっぱいいました。
そして、2部屋だけですが、猫カフェのように自由な部屋もありましたよ!
とっても人に慣れていて、部屋に入るやいなや、
猫があちこちから寄ってきます♪
とても自由な雰囲気で、こちらも気が和みます。
慣れてきた猫は、順次、こちらの自由な部屋へ移動させているようです。
これならストレスも限りなく減らせますね。
猫達の様子には安心しましたが、犬達は、相変わらずの生活のようです。
外も見えない部屋で、散歩時間はほんとに短い。場合によっては、お散歩なしの生活。
ちょうど、飼い主さんが面会に来たというので、大喜びする犬がいました。
飼い主さんとそのお友達も一緒で、みなさんで記念写真を撮りましょうと誘われ、写真に納まったその後、
実は、この犬は別の方に譲渡が決まり、今日が、この飼い主さんとの最後の面会だと知りました。
犬は大喜びで、なかなかカメラに向かないくらいに興奮していました。気丈な飼い主さん。お友達の方が涙、涙でした。犬は、シェルタースタッフに、興奮をなだめてもらってましたが、最後、立ち去る車にひと吠えしていました。
その姿が、本当に切なくて、、、
譲渡が進んで、シェルターに収容されている犬の数は減っていますが、それぞれに、苦渋の選択や悲しい別れがあるのでしょう。
飼い主さんも辛いだろうな。。。
本当は、生活の目途が立ち、犬も飼える環境に戻れていることが理想なのだろうけど…
新しい家族の元へ行く犬・猫もいれば、ようやく家族の元へ帰ることができる犬・猫もいます。
少しでも早く、みんな家族の元へ行けることを祈ってます
せめて、誰でもできるお手伝い…犬猫のお掃除・お世話ボランティアをしてみてください。
得に、平日のボランティアが足りなく、また、今は猫が多いので、猫のお世話が大変になっています。
ボランティア人員がいることで、犬のお散歩時間が伸びたり、猫を遊ばせる時間がとれるかもしれません。
福島県動物救護本部
ホームページが新しくなりました。
http://www.fuku-kyugo-honbu.org/
ボランティア募集や里親募集、シェルター通信もあります。