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トリマー建築家レポート

トリマーで建築家。2つの視点から見える世界を案内します!

福島第二シェルター再訪(3回目)

2013-04-02 21:37:52 | 

2013年3月下旬、福島第二シェルターへ、犬猫のお掃除・お世話ボランティアの為に、訪れました。

年末に、捕獲が行われたので、

猫は一時300匹程度いたそうですが、譲渡が進み、200匹程度になっていました。

犬は、捕獲がほとんどできなかったそうですが、譲渡が進み、50頭程度だそうです。

昨年、増築されたプレハブの猫舎でお掃除しました。

ひと部屋は25匹くらいいるでしょうか?

ひとつのプレハブに4部屋あります。

もともとあった本館の猫のスペースは、上下に移動できるのですが、

きっと、このケージでは運動不足でしょう。

お掃除していると、スリスリして来たり、猫パンチしてくる猫もいます。

まだ、人慣れしてない猫が多いそうです。

1歳、2歳の、震災後に生まれたであろう猫もいっぱいいました。

 

そして、2部屋だけですが、猫カフェのように自由な部屋もありましたよ!

とっても人に慣れていて、部屋に入るやいなや、

猫があちこちから寄ってきます♪

 

とても自由な雰囲気で、こちらも気が和みます。

慣れてきた猫は、順次、こちらの自由な部屋へ移動させているようです。

これならストレスも限りなく減らせますね。

猫達の様子には安心しましたが、犬達は、相変わらずの生活のようです。

外も見えない部屋で、散歩時間はほんとに短い。場合によっては、お散歩なしの生活。

 

ちょうど、飼い主さんが面会に来たというので、大喜びする犬がいました。

飼い主さんとそのお友達も一緒で、みなさんで記念写真を撮りましょうと誘われ、写真に納まったその後、

実は、この犬は別の方に譲渡が決まり、今日が、この飼い主さんとの最後の面会だと知りました。

犬は大喜びで、なかなかカメラに向かないくらいに興奮していました。気丈な飼い主さん。お友達の方が涙、涙でした。犬は、シェルタースタッフに、興奮をなだめてもらってましたが、最後、立ち去る車にひと吠えしていました。

その姿が、本当に切なくて、、、

譲渡が進んで、シェルターに収容されている犬の数は減っていますが、それぞれに、苦渋の選択や悲しい別れがあるのでしょう。

飼い主さんも辛いだろうな。。。

本当は、生活の目途が立ち、犬も飼える環境に戻れていることが理想なのだろうけど…

 

新しい家族の元へ行く犬・猫もいれば、ようやく家族の元へ帰ることができる犬・猫もいます。

少しでも早く、みんな家族の元へ行けることを祈ってます

 

せめて、誰でもできるお手伝い…犬猫のお掃除・お世話ボランティアをしてみてください。

得に、平日のボランティアが足りなく、また、今は猫が多いので、猫のお世話が大変になっています。

ボランティア人員がいることで、犬のお散歩時間が伸びたり、猫を遊ばせる時間がとれるかもしれません。

 

福島県動物救護本部

ホームページが新しくなりました。

http://www.fuku-kyugo-honbu.org/

ボランティア募集や里親募集、シェルター通信もあります。