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トリマー建築家レポート

トリマーで建築家。2つの視点から見える世界を案内します!

トゥーランドットを歌うトリマーのお仕事観

2010-04-15 00:00:52 | トリマー

トゥーランドットの熱唱で始まったセミナー

「ショークリップ&ヨーロピアン・コンテンポラリーグルーミング」

歌うのは海外から招かれた男性トリマー。
元オペラ歌手、現在、トリマーだというので、驚きです。

  
左:第一部 受講者参加によるレッスン
中:第二部 ヨーロピアンペットクリップ
右:第三部 トイプードルのショークリップ


「犬のことを考える」というメッセージ。

犬の自然の動きを考えること。
シャンプー・ドライ・コーミングという基本が重要。洗うという事ひとつとっても、毛の質にあわせたコンディショナーの濃さや量、1匹の犬でも部位によって変え、毛質にあわせた道具の使いわけをするなど、一頭一頭「犬のことを考える」こと。

鍛え上げた基本の技があってこそ、自由な表現ができる。


ごもっともですー
もっと勉強しなければ




第四部 ハンドリング   携帯しか持ち合わせてなかったので、オバケになってしまいました。



最後に、「来日での感謝をこめて!皆で歌いましょう!!」
と、流れた曲は
タイム トゥ セイ グッバイ

誰も歌えず(英語でさえないしね)

元オペラ歌手のトリマーがひとり大熱唱して、セミナーは終了となりました。

元々のお仕事を捨てるでもなく、活かして、楽しむ。
きっと、オペラの世界で培った精神的な豊かさが、今の仕事にも活きているのではないかと思います。
さすが世界のトップレベル。
トータル6時間近いセミナーでしたが、とても楽しくどこも見逃せないセミナーでした。