斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

直Q京都号運行開始、枚方の路線の一部を京田辺へ移管

2009年11月14日 23時00分48秒 | 京阪バス情報
 2009年11月1日より京阪バスの京田辺管内で大きな変化がありました。一つはダイレクトエクスプレス直Q京都号の運航開始、一つは枚方担当の一部路線が京田辺へ移管です。これらによる動きをルポします。


 ダイレクトエクスプレス直Q京都号
 は大阪国際大学・松井山手駅から京都駅八条口を結ぶ路線で、正式名称は京都松井山手線です。この路線は阪神高速8号線と第二京阪道路が出来たことにとって、これまではバスと鉄道の乗り継ぎが必要だった松井山手駅からバスのみで京都駅に行けるようになりました。しかも、約30分なので、これは大きいですね・・・。
 因みに直Q京都号は高速バスではなく、高速道路を通る一般路線という扱いで、実質的には急行バスという感じです。そのため、全席自由席で、カード等が使えます。
 車両は新型セレガのH-3967・3968が新車として投入されています。この2台は一般路線に入ることから、トイレ無し仕様です。因みに車内に運賃箱が取り付けられていますが、整理券箱及びカードリーダーも付けられています。


 松井山手駅に設けられた直Q京都号専用の乗り場です。通常の京阪バスのバス停ポールが使われていますが、上だけオリジナルになっています。直Q京都号のみ止まるバス停にはこのようなポールが設けられています。因みに京都駅八条口は3番乗り場が充てられ、京都市バスと共用しています。


 阪神高速8号線の
 上鳥羽入口
 です。直Q京都号はここから高速道路に入ります。拙者にすれば、いつのまにかここまで高速道路が出来てたんだ・・・と感じたものです。


 第二京阪道路を通っている最中に京都方面行きの直Q京都号とすれ違った時のものです。で、第二京阪道路は立派な6車線ですが、
 ガラガラ
 です。バスの前には車がいません・・・。車がいないと同時に拙者が乗った便もガラガラでしたわ。ただ、朝ラッシュとなると、通勤客で結構乗っている便もあるそうなので、様子見ですな。


 直Q京都号の運行開始と同時に、枚方の一部路線が京田辺へ
 移管
 されています。移管された系統は70・72・75・76・77・79・80・81号経路など及び穂谷外大行きの直行バスの一部ですが、一部において枚方車の運用も残っているようです。これにより、京田辺の車両が枚方市駅、JR津田、JR長尾に顔を見せるようになりました。
 写真はN-3891の79号経路です。N-3891といえば、元大津ですが、実際に乗ってみると大津にいた証拠が残っていて一安心でした。大津にいたことを示す証拠とは運転席の後ろにある
 運転手名のプレート
 ですね。大阪地区と京都地区は名札を左から入れるように配置されているのですが(運転席後ろにプレートがある車両に限る)、大津だけは昔からの右から入れるように配置されている関係で、登録ナンバーと氏名が逆になっています。N-3879・3892もまさにその通りです。因みに先月に入ったB-3969とW-3001は右から入れる方式になっています。


 京田辺所属の
 N-3879
 による75号経路です。因みに撮影当日はN-3892が76号経路に入っていて、元大津のブルーリボンⅡ全てが穂谷に来てました。
 昼間の75・76号経路はほぼ全て京田辺担当のようで、かって全て枚方車で占められていた穂谷では半数以上が京田辺という事態が発生しています。


 一部路線の京田辺移管により、枚方にいたワンステとノンステ数台が京田辺に転属し、ナンバーも京都ナンバーに変えられました。
 写真は京田辺に転属した
 W-1204
 です。ニューエアロスターが京田辺に配置されるのは今回が初めてです。エアロスターのワンステはW-1204以外にW-1225が転属しているのを確認しています。写真は京阪宇治交通の路線だった65号経路に入った時のものですが、エアロスターの京田辺市役所行きは違和感ありですね。


 全て枚方に配置されていたPJ代のブルーリボンⅡワンステも数台が京田辺へ転属しています。写真は
 W-3860
 です。75C号経路に入っていました。このW-3860の大阪ナンバー時代は大阪200か1800。実に区切りのいい番号が見られなくなってしまいましたね・・・。


 枚方にいたPJ代のブルーリボンⅡノンステも転属しています。写真は
 N-3887
 です。ナンバーを見ると、京都200か2217でした。そういや、2217といえば・・・、


 枚方にいた
 N-3881
 も2217でした。こちらの方は大阪200か2217です。番号の重複なるか!と思ったのですが、N-3881も京田辺へ行ったそうなので、重複ならず・・・。残念~!
 因みにN-3883・3885も京田辺へ行ったことを確認しているので、枚方のPJ代のブルーリボンⅡノンステは全て京田辺へ行ったことになります。


 レインボーⅡの
 W-3166
 も京田辺に転属しています。こちらは路線移管によるものではなく、門真管内の路線廃止により、余剰となった車両が転属した事によるものです。他にも数台が転属しています。最近、寝屋川・門真管内の路線の減便が相次いでいますが、減便に伴う転属は大型車ばかりだっただけに中型車が動くのは初めてですね・・・。

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2 コメント

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Unknown (N-3899)
2009-11-15 22:55:56
どうもご無沙汰です。

今回の運用変更関連ですが、緑の京阪宇治交通カラーの穂谷・長尾駅・津田駅乗り入れが見られると面白いですね。
某掲示板によると、N402?が[79]号経路で穂谷まで運用されたそうですが、実際に見てみたいものです。

京田辺営業所の大型車は、枚方からの転属車も含め、枚方尊延寺線だけでなく八幡田辺線や樟葉駅~新田辺系統にも満遍なく入っているそうですね。

一方、中型車も数台転属ということには驚きました。
枚方尊延寺線に中型車が入るということはあるんでしょうかね?
Unknown (斬剣次郎)
2009-11-16 23:09:39
N-3899様
 コメントありがとうございます。

 私が見たところ、京田辺の大型車はなんでもこなしているようです。京阪八幡方面の路線にはブルーリボンⅡのワンステが2台入っていたし、元大津のブルーリボンⅡノンステ3台全て穂谷発着路線に入っていました。しかし、京阪宇治交通カラーの日野HRは1台も見かけませんでした・・・。
 中型車ですが、何で数台入ったのか不思議に思ったものです。私が見たところ、中型車は中型使用路線に入っているような感じでした。

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