斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

北九州市交通局の近年の新車

2013年12月09日 21時54分08秒 | バス
 北九州市交通局では経営難を理由に2004年度より車両の更新を凍結していましたが、2011年に策定されたバス事業経営計画に基づき、2010年度から
 新車の投入を再開
 しました。これは車両更新の凍結により在来車の老朽化が進み(P代が現役なほどです)、サービス向上のためにも車両更新の必要性が出たためです。



 2010年度新車
 として2011年に大型ワンステが5台投入されました。これは先行投資という形で投入したとバス事業計画に明記されています。大型ワンステは全てエアロスターとして投入されましたが、北九州市交通局は元々三菱ふそうメインの事業者なので、そうなったものと思われます。北九州市交通局は西工メインで投入されていたため、純正車体のニューエアロスター今回が初めてとなります。中扉は北九州市交通局標準の4枚折戸で、ハイバックシートが採用されています。


 2011年度新車
 も大型ワンステが4台追加投入されました。2010年度と同じLKG-MP35FMとなります。


 でも、2011年度新車のうち1台は大型ノンステとして投入されました。大型ノンステはワンステと同じくエアロスターとして投入されています(LKG-MP37FM)。北九州市交通局の大型ノンステは2001年度と2002年度に三菱ふそう+西工で投入されており、純正車体の大型ノンステは今回が初めてとなります。しかも、前扉がスライドドアなのも今回が初めてです(これまでは折戸を採用していた)。因みに車いすマークはワンステが北九州市独特の黄シールであるに対し、ノンステは一般的な青シールになっています。1105の1台のみが投入され、若松管内で活躍しています。
 因みに九州における現行エアロスターノンステで一般路線に投入されているのは鹿児島市と北九州市の各1台のみと希少な存在です(西鉄の方は特定扱い)。



 2012年度新車
 は大型ワンステが3台投入されました。前年度と同じくエアロスターとして投入されましたが、今回からQKG代になりました。仕様はほぼ変わっていません。

 2013年度については新車の入札が出ていないようなので、ひょっとしたら車両更新なしもしくは中古車投入になるのかも・・・(バス事業経営計画には中古車投入もを検討すると記載されています)。
 以上です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
何処と無く、“西鉄っぽさ”を感じるのですが……。 (Masaya)
2013-12-10 22:24:17
お久しぶりです。

北九州市の新型バスですか。
ワンステップ車ですが、乗車口が4枚折扉になって居ますが、こうして見ると、どうにも、西鉄バスと瓜二つに見えてきます。

ここで言う話では無いのかも知れませんが、名鉄グループでのバス購入みたく、“共同購入”は広まらないものかなぁ……と、感じるのですが。

ここでの場合、西鉄バスと共同購入するのならば、どう言った仕様になるか――は別として、新車を導入しやすくなるのでは?……そんな事を、感じるのです。

話は変わり。
随分寒くなりましたが、今年は、インフルエンザが流行るそうで……お互い、気を付けたいですね。

それでは、またです。
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Unknown (斬剣次郎)
2013-12-11 00:29:19
 Masaya様
 コメントありがとうございます。

 北九州市交通局は西鉄の影響を受けていますからね。しかし、西鉄は引戸へ移行したのに北九州市営は従来通りになってますが・・・。
 共同購入ですが、西鉄バスと北九州市営は民営と公営なので全く違うのですがね・・・。

 確かに寒くなりましたね・・・。体調に気を付けないと・・・。
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Unknown (冬みかん)
2013-12-11 12:25:10
こんにちは。

北九州市営、前の黄緑っぽいノンステ塗装やめたんですね。
スッキリした感じはしますが、北九州らしくないというか………

確かに公営は購入方法が違うので共同購入はできませんね。
スルKでも公営各局は資材購入から外れていますし。
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Unknown (斬剣次郎)
2013-12-12 00:30:27
 冬みかん様
 コメントありがとうございます。

 黄色っぽい色やめたというか、新塗色へ移行した感じです。在来車も塗り替えが進んでいます。北九州市営にしては今未だ違和感あります・・・。
 そうですね。公営は基本的に入札で価格を決めてますし。
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